震災犠牲者にささげる追悼の光と祈り

阪神・淡路大震災追悼ライトアップ『宝塚「生（せい）」の祈り2023』宝塚市

阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼するライトアップイベント『宝塚「生（せい）」の祈り2023』が宝塚大橋横の特設会場で1月16日に実施されます。ライトアップは17時から20時まで。
「生」金属製モニュメント
橋の南詰付近に設置された「生」金属製モニュメントの前で、17時30分より震災犠牲者追悼セレモニーを実施。

震災発生時刻の12時間前にあたる17時46分に黙とうがささげられ、17時50分からは元宝塚歌劇団花組娘役で歌手の絵莉千晶（えりちあき）さんによる独唱、17時55分からはトランペット奏者・後藤悠介さんによる追悼演奏が行われます。
「生」石積みオブジェ
当日は、武庫川の河川内にある中洲に設置された“「生」の石積みオブジェ”もライトアップされます。

このオブジェは、阪神・淡路大震災から10年目の2005年に「街と人の心の再生」を願って制作されたものを、市民など延べ約150名の参加によって再現したもので、現在で12代目となります。

＜記者のひとこと＞
同イベントは、震災を知らない若い世代に向けて、防災や命の大切さを伝えるために2005年に始まり、2011年からは毎年開催されています。宝塚市でも119名の方が犠牲になった大災害の記憶と教訓を後世に伝えていくために、私たち一人ひとりが震災について考える日にしたいですね。

詳細情報