すばらしい蘭の魅力を「空間」を活かした展示で多彩に表現

あわじグリーン館「蘭展・あわじオーキッドフェスティバル2023－Orchid-arium」淡路市

淡路市の兵庫県立淡路夢舞台公苑温室あわじグリーン館で、1月21日から3月12日まで、特別展「蘭展・あわじオーキッドフェスティバル2023－Orchid-arium（オーキッド-アリウム）」が開催されます。
「蘭展」告知チラシ
世界中にある蘭は約25000種類以上。人間が観賞するために品種改良をした種類も合わせると、10万種ほどにも及ぶそうです。
「にぎわいのにわ」（昨年の展示の様子）
今回の蘭展では、そうした蘭のすばらしい魅力を大小様々な「リウム（空間）」を使った展示で表現。温室全体をテラリウムに見立てて、多様な蘭の生きる世界を楽しめる演出がなされます。

また鳥かごや小さなガラス温室を使って、それぞれの蘭の特徴的な生態を表す展示が行われる予定です。
青色コチョウラン『BlueGene®（ブルージーン）』
日本でしか見ることができない世界初の天然の色素で作られた青色コチョウラン『BlueGene®（ブルージーン）』や、シンガポール植物園国立蘭園やタイから輸入したバンダ類やカトレア類といった希少な蘭の展示も楽しみ。

また、県内の蘭愛好家の作品を集めたランコレクション展やワークショップなどの企画も、期間中行われます。
蘭の魅力を様々な展示で表現（昨年の展示の様子）
期間中の金土日祝日は夜21時まで営業され（最終入館20時）、ライトアップ等の演出で昼間とは違った蘭の表情を楽しむことができます。

※Blue GeneⓇは石原産業株式会社の登録商標です。

＜記者のひとこと＞
青色コチョウランは、遺伝子組み換え技術でずっと続くキレイな青色を実現。2021年に日本国内で認可されたばかりだそうです。珍しい蘭の花々も魅力ですが、記者は館内の温室カフェがお気に入り。また期間中は館外の夜間ライトアップもあり、いろんな楽しみ方ができそうですね。

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