世界最大を誇る“なゆた望遠鏡”で天体観測

兵庫県立大学西はりま天文台「星の都のキャンドルナイト2022」佐用郡佐用町

公開望遠鏡として世界最大を誇る『なゆた望遠鏡』で知られる兵庫県立大学 西はりま天文台（佐用郡佐用町）で12月24日、「星の都のキャンドルナイト2022」が開催されます。参加無料。

同施設は、研究活動と共に、星と宇宙の魅力を通じて一般の方の楽しみや学びに貢献することを目的として運営されている公開天文台で、一般開放の天体観望会は毎晩のように行われています。街の灯りがほとんど届かない大撫山にあるため、清々しい空気に包まれた自然あふれる環境の中、見事な星空を鑑賞することができます。

毎年恒例の同イベントでは、天文台の周囲に灯されたキャンドルが幻想的な雰囲気をつくるなか、天体観測を実施。天文講演会では、国立天文台の渡部潤一さんが「分裂彗星核からの流星群を追って　ーヘルクレス座τ流星群観測遠征記ー」をテーマに話します。
なゆた望遠鏡
また同施設が提供するオリジナルの星座早見盤を作る天文工作教室や、太陽の活動を専用望遠鏡で観察する「昼間の星と太陽の観察会」のほか、19時30分からは口径2メートルを誇る日本国内最大の望遠鏡「なゆた望遠鏡」による大観望会も。

同施設では「灯されたキャンドルが暖かく幻想的な雰囲気をつくります。キャンドルと星空の下、まったりとした時間をお楽しみください。今年は月もなく、満天の星空をお楽しみいただけるでしょう。ポットに暖かいお飲み物などお持ちいただいて、星空を見上げていただきたいと思います」と見どころを伝えています。

＜記者のひとこと＞
街中で過ごしていると、本物の星空を眺められるチャンスってなかなかないですよね。プラネタリムも良いですが、一度は満天の星空を仰いでみたいものです！

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