日本初公開！“香港を知る、香港を楽しむ”珠玉の19作品

元町映画館　特集上映『香港映画祭2022』神戸市中央区

元町映画館（神戸市中央区）で12月10日から16日まで『香港映画祭2022』が行われます。

昨年、「香港映画の多様性と魅力をもっとたくさんの日本の映画ファンに届けたい」と全国5都市で初めて開催されました。今年も、日本初公開となる珠玉の7プログラム19作品（短編を含む）の特集上映が大阪・京都・神戸・名古屋・東京で実施されます。

香港インディペンデント映画作家 リタ・ホイが、2011年以後のオキュパイ運動、反政府デモ、天安門記念集会、雨傘運動などのドキュメンタリー映像と世代や背景も違う人々のドラマを交えて描いた3時間の話題大作『風景 第一部』『風景 第二部』、高齢者の同性愛という問題を多角的な視点から描く『ソク･ソク』など、まだ日本で紹介されていない素晴らしい香港映画がラインナップします。

主催者は公式サイトにて「『香港映画祭2022』を通じて、未知の才能を発見するとともに、香港映画の裾野の広さを知ることになるだろう。またこれらの作品から、香港国家安全維持法やコロナ禍などがもたらした変化が、むしろ香港映画の可能性と豊かさをより広げたのではないかと感じて頂けたら幸いです」とコメントされています。

＜記者のひとこと＞
今年は昨年よりも多くの未公開作品、19本の香港映画が上映されます！今回上映される映画の主人公たちは、これまで日本に紹介された香港インディ映画や商業映画でもあまり主役になったことがないキャラクターが多いそう。（移民、年寄りのゲイ、差別を受けた女性、ホームレス、アーティスト、社会運動に参加する人、デモで逮捕された人など…）

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