鉄工所跡に広がる超現実空間で絶品フードと多彩なドリンクを!
海沿いのカフェ&バー「296-5」に行ってきました 南あわじ市
南あわじ市「道の駅福良」から海沿い徒歩3分ほどの場所にある旧鉄工所…。
元鉄工所の建物にあるカフェ&バー「296-5」向いはすぐ海です
この建物をリノベーションしたカフェ&バーが『296-5(ニーキューロクゴー)』です。昨年6月にオープンしました。
思わず「わぁ!」と声が出る驚きの広さと解放感
外観はいかにも鉄工所ですが、中に入ると思わず目を見張る風景が!
大きなモニターもあるゆとりの空間
広々とした店内 いろんな席があります
広々として天井の高い屋内には、お洒落な非日常空間が広がります。鉄工所の面影は残しつつ、インテリアでモダンさを表現したセンスの良さ。このなんとも形容しがたい解放感は、まさに“隠れ家”です。
店主の竹中実生さん(左)と宮村緯(トキ)さん(右)
このお二人が同店の店主、竹中実生さん(左)と宮村緯(トキ)さん(右)です。淡路島生まれで、お若いながら他店経営のキャリアを持つ実生さん。トキさんは昨年までFC淡路島でプレーしていたプロサッカー選手です。
2階席からの眺め キッチンとカウンターはコンテナでできています
キッチン&カウンターはコンテナを改造したもので、最高にスタイリッシュ!
ニューヨークの定番屋台メシ「チキンオーバーライス」 1,200円(税込)
今回は、ランチメニューの「チキンオーバーライス」を頂きました。
ターメリックライスに、シャキシャキのレタスとトマト。その上にじっくり焼いてスパイスを効かせた淡路鶏が、たっぷりと乗っています。食材は、基本的にすべて淡路島産のものを使用するそうです。
チキンと野菜がたっぷりでボリューム抜群!
香ばしいチキンに、チリソースの辛さと自家製ヨーグルトソースの爽やかさが相まって、複雑なお味。付け合わせのレッドキャベツのピクルスが、優しい酸味で絶妙なコントラストを醸し出します。
店名のロゴが入ったマグがカッコ良い!「ドリップコーヒー」500円(税込)
コーヒーは、東ティモールから取り寄せたオーガニック認証豆を深煎りにしたもの。苦味しっかりなのにスッキリと飲みやすく、味わい深い一杯です。
テイクアウトもOK!(左)「ガパオライス」1,000円(税込)と(右)「ロコモコプレート」1,200円(税込)
ちなみに同店のフードと多彩なドリンクメニューは、すべてテイクアウトが可能です。
実生さんがほれ込んだ東京の日本茶店の茶葉を使用したドリンクもあります
昼間はカフェ、夜はカフェバーとして営業する同店。夜は各種ビールから焼酎や梅酒、ウイスキー等、アルコールメニューが大変充実しています。
また広くて汎用性のある建物を活かし、イベント等も積極的に開催。2月12日には大阪有名レストランのシェフ等を招き『パスタショー』を開く予定です。
お店の周りにある看板たち センスが光ります
店名「296-5」は、「ふくらこう」とも読めます。福良港の近くにあって住所も“福良甲”だから。また地元の子どもが「ふくらっ子」と呼ばれることも理由だとか。遊び心の中に愛を感じるステキな店名です。
夜も楽しいグルービーな空間(写真提供:296-5)
「淡路島にもこんな場所があることを多くの人に知ってもらって、大人が楽しめる空間に育てば嬉しいです」と実生さん。海沿いの町にポッカリできた、島内には他に類を見ないグルービーな『超現実空間』。今度はぜひ夜に訪れたいと思います。
詳細情報
- 場所
- 296-5
(南あわじ市福良甲1530-39)
GoogleMapで探す - 営業時間
- カフェタイム 12:00~15:00(L.O.14:30)
バータイム 20:00~24:00(L.O.23:30) - 定休日
- 日曜日のバータイム、月曜日
- TEL
- 090-9882-2906