初日には熱気球フライトなど限定イベントも多彩

『日本遺産5周年記念　神子畑選鉱場跡ライトアップ』朝来市

近代化産業遺産として知られる「神子畑（みこばた）選鉱場跡」で12月3日、ライトアップイベントが始まります。期間は12月9日まで、入場無料。

かつては「東洋一」と称された選鉱場跡地「神子畑選鉱城跡」は、昭和初期には24時間稼働し続け、夜間でも煌々と光を讃える姿から「不夜城」と呼ばれたそう。同イベントでは、幻想的なライトアップを通じ、当時の華やかさが演出されます。

初日となる12月3日には、この日限りのイベントも実施。普段は立ち入ることができない上層エリアをガイドとともに巡るツアーや、キッチンカーをはじめ食と物産の地元屋台が出展する「秋の収穫祭」では11月23日に解禁されたばかりの特産・岩津ネギの味噌汁が振舞われます。

また熱気球のフライト体験なども行われ、いよいよ17時からは点灯式がはじまり、和田山虎臥陣太鼓による和太鼓演奏や星空鑑賞会を楽しむことができます。同日のみ、車での来場ができないため、JR「新井駅」から徒歩11分の朝来市役所朝来支所と指定駐車場に無料シャトルバスが運行されます。

同市では「この期間中にしか見られない幻想的な景色をお楽しみください」と見どころを伝えています。

＜記者のひとこと＞
近代化産業遺産とライトアップのコラボにうっとり。いつまでも見入ってしまいそうですね♪

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