植物と光が織りなす幻想的なイルミネーションに釘付け
兵庫県立フラワーセンター「花と光のクリスマス」に行ってきました 加西市
加西市の松林に囲まれ、季節によって様々な花と緑が咲き誇るフラワーセンターで、今年も幻想的なイルミネーション「花と光のクリスマス」が開催されています。期間は12月3日から24日まで。土曜日、日曜日のみの開催です。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
まず出迎えてくれたのは、七色に光り輝く光のトンネル。昨年は、医療従事者の方への感謝を表す青色でしたが、今年は長引くコロナ禍で「少しでも元気を与えたい」との思いから「七色」になったそう。
両サイドには、クリスマスツリーやサンタのオブジェ、観覧車や列車のイルミネーションが広がり、自然に囲まれているからこそできる壮大な演出に魅入ってしまいました。
一部のイルミネーションはボランティアの方々が持ち寄り、手作りで装飾されたものだそう。たくさんの人の想いが詰まっていると思うと、ただ「綺麗」という言葉では言い表せない感動を覚えます。
光のトンネルを抜けた先にある大温室では、ここでしか見ることのできない“植物と光のコラボレーション”を鑑賞することができます!
入室後、最初に目にするのは、この時期限定の「スミシアンサと冬の鉢花展」。赤や白だけでなく、ピンクや斑点模様の珍しいポインセチア、クリスマスベルのようなスミシアンサなどが飾られており、ここで見られるスミシアンサのコレクションは、おそらく日本一なんだとか。
続いて「熱帯植物室」に入ると、一気に国境を越えたかのような世界が広がります。幻想的な音楽の中、誰もが静かに辺りを見まわしているのがとても印象的でした。
バナナの木などの大きな植物と光のコラボレーションは、ここが日本の冬であることを忘れてしまうほど。温室でとても暖かいので、是非ゆっくりと堪能してみてください。
「食虫直物」のエリアでは、様々な種類の食虫植物が並んでおり、中でも「ウツボカズラ」のコレクションは世界一!増やすのも育てるのも難しいらしく、たくさんのウツボカズラに囲まれたこの空間は、世界を探してもここだけだとか。
現在は、標本にするため預けてるという、ギネス記録に登録された世界一大きな捕食袋を持つウツボカズラも、もちろんここでしか見られません。
施設の方によると、「食虫植物好きの人にはたまらないエリアで、ずっとここにいる方もいますよ」とのことでしたが、食虫植物に詳しくない私でも、珍しい植物ばかりで、しばらく動けませんでした。
一つひとつの植物に説明書きも添えられているので、光と植物の美しさを堪能しながら、同時に植物を知ることができるのも、フラワーセンターならではですよね!
自然に広がる壮大なイルミネーションと、一つ一つの植物が織りなす色の集まりは、見終わった後にほっと心が穏やかになること間違いなしです。この機会に是非、足を運んでみてください。
詳細情報
- 場所
- 兵庫県立フラワーセンター
(加西市豊倉町飯森1282-1)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 9:00〜17:00(入園は16:00まで)
※点灯時間 17:00〜20:00 - 定休日
- 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)
12月28日〜1月1日 - 入園料
- 一般(大人)500円
高校生以下 無料
※イルミネーション実施日は、17:00以降の入園可能。その場合の料金は半額(その他割引あり。詳細は公式HPでご確認ください) - TEL
- 0790-47-1182