“自分で仕上げる”スイーツをおともに、光サイフォンコーヒーを
『CAFE WINDMILL(ウィンドミル)』に行ってきました 神戸市須磨区
山陽電鉄「須磨寺駅」から歩いてすぐの小路に、居心地の良いカフェを見つけました。10月にオープンしたばかりの『CAFE WINDMILL(カフェ ウィンドミル)』、さっそく取材に出かけました。
カフェのような、喫茶店のような、入った瞬間から温かな空気を感じるお店です。もとは喫茶店だった場所を、店主兄弟がカフェとしてよみがえらせました。電球の灯りがほど良く店内を照らし、なんとも落ち着く雰囲気です。
同店でいただけるのは、看板メニューの「光サイフォンコーヒー」と、コーヒーに合うスイーツ、自家製生パスタ。「コーヒーを引き立てるメニューを兄が考えてくれました」と弟さん。
こちらのお店は、コーヒー&接客担当の弟さんと食べ物メニュー担当のお兄さんの兄弟で運営されています。弟さんの淹れる「光サイフォンコーヒー」と、お兄さん作の「ティラミスシフォンケーキ」をいただきました。
「光サイフォンコーヒー」とは、電球の光を熱源として蒸気の圧力を利用しながら抽出するコーヒーのこと。光の美しさはさることながら、一定の熱で温めることにより早く、安定した精度でコーヒーを淹れることができるのだそう。
湯気が出てきたりポコポコ湧いてきたり、まるで理科の実験のようです。オレンジ色の光と弟さんの鮮やかな手さばきに、思わず見とれてしまいます。が、あっという間なのでお見逃しなく。
お兄さんの作るシフォンケーキは早くもファン増加中
ホテルで製パンの経験があり、小麦粉に精通しているというお兄さん作の「ティラミスシフォンケーキ」は、“自分で仕上げる”ケーキなのです。食べる前にアイスコーヒーをかけることで「ティラミス」が完成。添えてあるマスカルポーネクリームと併せていただくと・・・
ん〜、これは新しい!シフォンケーキのふわふわ感を残しながら、味はティラミス。クリームが絶品で、このクリームだけでも売れる(笑)と思いました。甘さ控えめでしっとり、もちろん、コーヒーともよく合います。
2杯目を頼んでもらえるコーヒーを淹れることが目標なのだそう
店主兄弟がカフェを始めたきっかけは、お母さんがコーヒーとパンが好きだから。お店を出すのは小さな頃からの夢だったそうです。店名の『WINDMILL(ウィンドミル)=風車』も、幼い頃に家族で過ごしたオランダの思い出に由来するそう。
家族思いの兄弟が営むカフェ、温かい空気が漂うのはそんなところからきているのかもしれません。派手さはありませんが、コーヒーも食べ物も本格派。「お一人でもお友達とでも、ゆったりと過ごしていただけたら」とのこと。20時まで開いているので、お仕事帰りに一息つくのもおすすめです。まだまだ穴場なカフェですよ。
詳細情報
- 住所
- CAFE WINDMILL
(神戸市須磨区須磨寺町1-11-3)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 水曜日