開湯1300年の温泉街を幻想的に彩る

『城崎温泉イルミネーションプロジェクト2022　返照の時』豊岡市

冬の味覚の王様とも言われる松葉ガニも解禁され、賑わいを見せる冬の城崎温泉街（豊岡市）で現在、『城崎温泉イルミネーションプロジェクト2022　返照の時』が開催されています。2023年3月31日まで、期間中無休。
Kazunori Nagashima
一般には「ずわいガニ」と呼ばれるカニが山陰地方では『松葉ガニ』と呼ばれており、その漁の解禁とともに一年で最も盛り上がる季節を迎える城崎温泉。

11月7日にスタートした同イベントでは、、開湯1300年という長い歴史を有する城崎温泉をイメージした図柄を入れたランタンが幻想的な夜を演出します。温泉街の中心を流れる大谿川（おおたにがわ）の上流から下流まで木に吊るされたランタンが灯り、水面に照らし、水面に写される情緒的な景色が広がります。

また現在、同エリアを“かに王国”として期間限定メニューや、この時期だけの土産物などを販売する毎年恒例の観光キャンペーンを展開中。11月23日には、「かにさんありがとー！」の決まり文句に続いて思い思いの言葉を叫び、声の大きさを競う恒例の「かに王国絶叫大会」も予定されています。

そのほか、城崎温泉では明治16年に作成された古地図「城崎湯嶋温泉之圖」と現代の風景を合わせながら散策を楽しめる、Webサービスなども始まっており、歴史ある名湯巡りと絶品の名物ガニを併せて堪能することができそうです。

＜記者のひとこと＞
冬の情緒ある温泉街に、華やかな彩りを添えるイルミネーションにうっとり。
寒い今だからこそ足を運びたいですね。

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