御座候のあずきミュージアムで鏡開き　できたてのぜんざい振る舞いも　姫路市

　菓子メーカーの御座候（姫路市阿保甲）の本社工場に隣接する「あずきミュージアム」で1月11日、鏡開きイベントが行われる。

　1年の無病息災などを願って行われてきた日本の年中行事「鏡開き」の伝承を目的として2014年に初めて実施され、2回目の開催となる。3連休中日に行われることなどを要因として、同ミュージアムでは約600人の来場を見込んでいる。
　あずき文化をPRするマスコットキャラクター「あずきさん」が木槌で鏡餅を開き、イベントが始まる。出来立ての餡で作ったぜんざいは昨年の倍の400食が振る舞われるほか、餅つき体験や1月15日の小正月に飾る餅花（もちばな）作りのワークショップなどもある。露店では同社の袋入り粒あんやミュージアムグッズ福袋も販売。
　同ミュージアムでは、「日本の風習を伝えていくため、継続して行う恒例イベントにしたい」としている。

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