紅葉の美しい日本家屋でゆっくりとした時間を

『朗読会～旧木下家住宅の晩秋の風情を味わう～』 神戸市垂水区

神戸市垂水区の舞子公園内にある「旧木下家住宅」で、11月18日、『朗読会 〜旧木下家住宅の晩秋の風情を味わう〜』が行われます。
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朗読家、川邊睦美氏による朗読会。演目は、「初恋」（島崎藤村）、「夢十夜～第一夜」（夏目漱石）、ほか金子みすゞ、宮沢賢治の詩など。また、「枕草子」の“秋”の風情を表現している段を中心に、短いものばかり8段を、現代語訳を入れながら原文で読みます。

会場である旧木下家住宅は、昭和16年に建てられた数寄屋造近代和風住宅です。創建時の屋敷構えをほぼ完全に残す貴重な建物として、平成13年に国の登録有形文化財に登録されました。前庭と中庭には創建時の庭造りの様子が残っており、隣接する舞子公園と融合した自然が楽しめます。

「秋もたけなわといった季節に、落ち着いた雰囲気のある日本家屋で朗読を鑑賞しながらしばしゆっくりとした時間を過ごしていただけたら」と担当者。

朗読会は、11時からと14時からの2部制、各回20名の定員です（椅子席15席、ほか座布団席）。参加費は無料ですが、入館料が必要です。予約制ではありませんので参加希望者は直接会場へお越しください。

＜記者のひとこと＞
紅葉も見頃を迎えると思われるタイミングでの朗読会。古の秋に思いを馳せながら、美しい景色、美しい言葉を楽しむことができそうです。

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