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歴史的価値の高い本堂の内部や日本庭園を特別公開!
通宝山弥勒寺「弥勒三尊 999年作の公開」姫路市
日本一を誇る大きな布袋像で有名な『通宝山弥勒寺』(姫路市)で、国の重要文化財に指定された「本堂」や兵庫名庭100選にも選ばれた「池泉回遊式庭園」など、普段見ることのできない施設の特別公開が11月1日より行われます。入場無料、11月15日まで。
毎年恒例の「ほていまつり」の代替イベントで、期間中には龍体文字の護符アートを作成されている寺原沙織さんの展示会や、寺原さんのイラストが入った“期間限定御朱印”の頒布も予定されています。
同寺院は、1000年に書写山開基の性空上人(しょうくうしょうにん)が隠せいされ、この地に草庵を営まれたのが始まりとされている天台宗の寺院。1380年に建立された「本堂」は、繊細華麗な装飾・組方から、1950年に国の重要文化財に指定されました。
そんな本堂の入口が特別に御開扉され、美しい彩色格天井を観賞することができます。
本堂の御開扉に合わせて、本尊の「彌勒三尊(みろくさんぞん)」(999年作)の特別公開も。
江戸時代中期に造園された「池泉観賞式庭園」も年に一度の特別公開を実施。要所に巨石や立石が使用されており、その造形の見事さから“兵庫名庭100選”にも選出されています。
期間中は、寺原沙織さんの作品展示会のほかにも、宮本明子さんによる法螺貝の奉納(11月1日)や、アジアンキッチンTanTraキッチンカーの出店(11月5日)などの催しも実施される予定です。
<記者のひとこと>
「ほていまつり」が中止なのは残念ですが、代わりに例年1日限りの庭園公開が15日間にわたって行われます!境内ではちょうど紅葉が見ごろを迎える時期でもあるので、カメラを片手に訪れたいですね~。
詳細情報
- 開催期間
- 2022年11月1日(火)~15日(火)
- 場所
- 通宝山弥勒寺
(姫路市夢前町寺1051)
GoogleMapで探す - 時間
- 10:00~16:00
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