いよいよ解禁・松葉ガニ　開国記念に“夢花火”も

城崎温泉『かに王国開国式』豊岡市

冬の味覚の王様とも言われる松葉ガニが11月6日に解禁日を迎えるのに合わせて、城崎温泉街（豊岡市城崎町）では毎年11月から3月までを“かに王国”として、観光キャンペーンを展開します。

2022年11月7日から11日までの5日間、その開国を記念して『夢花火』を実施。温泉街を彩る幻想的な景色を堪能することができます。

一般には「ずわいガニ」と呼ばれるカニが、城崎温泉のある山陰地方では『松葉ガニ』と呼ばれており、その漁の解禁とともに城崎温泉は一年で最も盛り上がる季節を迎えます。

長く伸びた脚に、ぎっしりとつまった身、とろけるような極上の甘みはさすが冬の味覚の王様とも。漁場が近く、その日のうちにセリにかけられるので、地元ならではの素材そのものの味わいを楽しむことができます。

初日となる11月7日には、JR城崎温泉駅前広場にて、城崎温泉オリジナルマスコットのジョー君・サキちゃんや、観光大使なども登場する「かにの豊漁祈願祭」と「かに王国開国式」を実施。この日からは、温泉街がライトアップされる『城崎温泉イルミネーションプロジェクト2022』も始まります。

また11月23日には、「かにさんありがとー！」の決まり文句に続いて思い思いの言葉を叫び、声の大きさを競う恒例の「かに王国絶叫大会」も。

期間中、鮮魚店には新鮮なカニがずらりと並び、お食事処では期間限定メニューが提供され、この時期だけの土産物もあるとのことです。

＜記者のひとこと＞
現在、城崎温泉では明治16年に作成された古地図「城崎湯嶋温泉之圖」と現代の風景を合わせながら散策を楽しめる、Webサービスも展開しているみたい。
華やかな花火だったり、美味しいカニや歴史ある街並み…考えるだけでうっとりしてしまいますね。

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