このイベントは終了しました。
おしどり夫婦の二人展 ワークショップの開催も
豊岡市立美術館―伊藤清永記念館―『受贈記念「ほのぼの」勝山正則・春枝 版画展』
豊岡市立美術館ー伊藤清永記念館ー(同市出石町)で10月22日、今年で御年80歳を迎える版画家夫婦による作品展『受贈記念「ほのぼの」勝山正則・春枝 版画展』が始まります。12月4日まで。
同展は、豊岡市出石町に縁ある木版画家の勝山正則さんと、妻で同じく版画家の勝山春枝さんの夫婦二人展。白黒の濃淡が美しく情緒あふれる作風が持ち味の正則さんと、“フロッタージュ”(こすり絵)という版画技法で前衛的な作品づくりに取り組む春枝さんによる作品が一堂に会します。
会場には、正則さんが手がけた辰鼓楼・酒蔵・旧出石町役場など出石ならでは風景版画や、たたみ一畳ほどもある大作のほか、細かい手作業を間近に感じられる版木も特別に展示されます。また、長年にわたり西陣織の職人をつとめた春枝さんが、自身の経験から、さまざまな種類の布と自然物を組み合わせ、独自の世界観を表現している作品も。
期間中には、関連イベントも実施。普段は非公開の名所を中心に、版画にされた出石の風景を巡るツアー(11月12日)や、フロッタージュの技法をつかったクリスマスカード作り(11月26日・12月3日)などが予定されており、いずれも事前に電話などによる申し込みが必要です。
同館では「正則さんの下絵をもとに春枝さんが織った布など、お2人の仲良しっぷりが伝わってくる合作も見どころ。助け合いながら、刺激を受け合いながら、80歳を迎えてますます創作活動に励むご夫婦の作品からは元気を貰えます」とコメントしています。
<記者のひとこと>
見ているだけで心がほんわかしてしまうような作品の数々。
子どもと一緒に鑑賞のあとには、ワークショップに挑戦してみると、より一層作品世界を堪能できるかも^^
詳細情報
- 開催期間
- 2022年10月22日(土)~12月4日(日)
- 時間
- 9:30~17:00
※入館は16:30まで - 場所
- 豊岡市立美術館
(豊岡市出石町内町98)
GoogleMapで探す - 休館日
- 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)
- 入場料
- 一般500円、高・大学生300円、中学生以下無料
- 問い合わせ
- 豊岡市立美術館ー伊藤清永記念館ー
TEL 0796 52 5456
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