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小さな狩人の芸術品！？プチ展示も続々と

伊丹市昆虫館　企画展「クモの網これくしょん」

開催期間：2022年10月5日（水）〜12月26日（月）

伊丹市昆虫館で10月5日、企画展「クモの網これくしょん」が始まりました。期間は12月26日まで。

昆虫と共に身近な存在であるクモは、その多くは獲物を捕獲するために網（巣）をはります。同展では、クモ愛好家船曳和代さんが採集したクモの網標本の貴重なコレクションが展示され、クモの不思議な生態を紹介します。

船曳和代さんは日本蜘蛛学会の会員で、1973年からクモの研究をはじめ、1987年ごろからはクモの網の美しさに惹かれて、網の標本づくりにも着手。その方法は、肉眼では見ることが難しい透明なクモの糸に白いラッカーを吹き付けることで、網の造形をくっきりと観察することができるようにしています。

同展では、そんな船曳さんがこれまで採集してきたクモの網標本（姫路科学館所蔵）を約60点を紹介。また同館では、期間中様々なプチ展示も実施されます。

近年、注目を集めている昆虫食。食用コオロギの養殖現場を紹介するプチ展示（10月26日～）や、輝くサナギをクリスマスツリーに見立てた「さなぎツリー」（11月23日～）に加えて、夏の間に公募した作品をすべて展示する「身近な自然絵はがき展」（11月16日～2023年2月6日）など。

同館では「チョウ温室に飛ぶたくさんのチョウや色とりどりのお花もぜひ見に来てください」と伝えています。