リアルな模擬体験で、防災意識の向上を

神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパス『神戸BOKOMIフェスタ』神戸市中央区

防災イベント『神戸BOKOMIフェスタ』が10月30日、神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパス（神戸市中央区）で開催されます。事前予約不要、参加無料。

同イベントでは、地震や火災といった災害のシミュレーションができる模擬体験や、市内で防災活動を実施している学生らによる防災競技大会、子ども向けのワークショップなどが繰り広げられ、楽しみながら防災意識を高めることができそうです。

会場では、CGなどで作られた仮想現実「VR」と実在する風景にCGなどを追加表示させる拡張現実「AR」を駆使して、より臨場感のある災害シミュレーションを実施。VRと起震車と連動した地震体験や、AR・煙体験ハウスを使った火災体験、災害用仮設トイレや段ボールベッドの組み立てなどを利用した避難所体験など、参加者がよりリアルにイメージすることができるよう工夫を凝らしています。

また子どもたちには、水平に張られたロープを渡るアスレチックのような渡過体験や、水を使った消火体験といったプログラムに加えて、消防車の展示や防火衣の試着も。

そのほか会場では、消防ヘリコプターによる救助訓練や、消防音楽隊のコンサートなども予定されています。

主催者では「若者を含む様々な世代が楽しく防災に触れ、地域で防災活動に取り組むきっかけになれば」と参加を呼び掛けています。

＜記者のひとこと＞
先日は大きな台風もあったし、いつ起こるか分からないのが災害ですよね。
子どもにも遊びながら体験させることで、いざという時の備えに繋がれば…って思います。

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