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火おこしや勾玉作り　古代の生活を体験

大歳山遺跡公園『おおとし山まつり2022』神戸市垂水区

開催日：2022年11月3日（木・祝）

神戸市内で唯一、弥生時代の竪穴建物が復元されている大歳山遺跡（神戸市垂水区）で11月3日、古代人の生活を体験できるイベント『おおとし山まつり2022』が行われます。入場無料。

同イベントでは、敷地内に復元された竪穴建物の内部が公開されるなど、古代人の生活を体感できるワークショップを実施。事前申し込みは不要ですが、混雑時の入場制限や、一部ワークショップは入れ替え制で行うなど、新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドラインに基づき開催されるとのことです。

大歳山遺跡は大正11年に縄文時代前半期の土器が発見され、近畿地方の代表的な縄文遺跡として知られるようになりました。戦後も数度の発掘調査が行われ、弥生時代の住居跡や、古墳時代の円墳や前方後円墳の築造なども明らかに。神戸市では、弥生時代後期の集落と前方後円墳1基を含む遺跡の中心部約4000㎡を買い取り、遺跡公園として整備。弥生時代の竪穴式住居なども復元されています。

同イベントでは、「舞ぎり」という火おこしの道具を使った昔の火おこし体験や勾玉作り、焼かずに固まる粘土を使った土器や埴輪作り、古代から伝わる染物体験、古墳の壁画などの資料を基に制作した古代の衣装の試着といった多彩な体験ブースが展開されます。

主催者では「今年は、新しい体験メニューも登場して、より楽しんでいただけるおまつりになるよう準備しています。
ぜひお越し下さい」とイベントの魅力を伝えています。