紅葉や茶席など　深まる秋を堪能

相楽園『秋めく相楽宴』神戸市中央区

紅葉や菊など、深まる秋を感じられるイベント『秋めく相楽宴』が10月22日、神戸市立相楽園（同市中央区）で始まります。11月6日まで、期間中無休。

神戸市の都市公園で唯一の日本庭園として知られる同園ではこの時期、日ごとに色づく紅葉の様子に季節の移り変わりを感じることができます。期間中は、お茶席や音楽ライブなど様々なイベントが繰り広げられます。

10月11月の土日祝日には、和洋折衷建築物として趣のあるたたずまいをみせる旧ハッサム住宅の内部が公開されるほか、船屋形の一般公開も実施（11月23日・26日・27日のみ）。船屋形は、江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧用に使っていた川御座船(かわござぶね) の一部で、現存する川御座船としては、国内で唯一。建造年代は、1682～1704年の間と推定されており、昭和55年に保存のため移築されました。明治時代に飾磨港付近から高砂に移された時に、屋形部分だけが陸上げされ、茶室として利用されていたといわれています。

また10月23日、11月3日・13日には、お茶席も。11時から30分ごとに5席開催（1席8名様）されます。お茶券の販売は10時からですが、購入は一人2枚まで。売り切れ次第終了とのことです。

同園では「徐々に色づき始めたもみじが和庭園の雰囲気を一層盛り上げ、どこか懐かしい感じが味わえます」と見どころを伝えています。

＜記者のひとこと＞
秋の和庭園なんて、なんと情緒のある…！
ゆったりと散策しながら、季節の移ろいを感じたいですね＾＾

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