間違いなく本物のスペインに会える店、美食の地バスク地方を体感
西宮北口「バスクバル チャコリ」へ行ってきました 西宮市
阪急西宮駅から北へ徒歩2分。飲食店が並ぶビルの中2階に見慣れないスペイン・バスク自治州旗の“イクリニャ”が飾られているお店が『バスクバル チャコリ』です。
バスク地方とはスペイン・フランスにまたがる領域で、海と山の幸に恵まれた食材豊かなエリア。ヨーロッパで美食の地として知られるこの地方にはミシュラン星つきレストランやバルがたくさんあります。
名物は小さなパンの上に魚介類や肉を乗せ、串に刺して提供されるピンチョス。ちょっとつまんで、飲んで次の店へ、さらにその次へ‥と、バル巡りを楽しむために多くの観光客が訪れます。
同店のピンチョスはたっぷりの生ハムにはじまり、丁寧な下処理がされたイワシのビネガー漬け、風味豊かなイカスミのコロッケなど、どれも見た目だけでなく美味しさも追求したもの。私たちが知っている今までのスペイン料理とは違った新しい経験をさせてくれることは間違いありません。
ならば、それに合うワインは?と聞くと、ソムリエの方が勧めてくれたのは店名にもある「チャコリ」です。チャコリとはバスク地方で造られるフレッシュで爽やかな酸が特徴の微発泡の白ワイン。チャコリ独特な注ぎ方「エスカンシア」を見せてくれましたよ!高い位置からグラスに注ぐことでワインは空気と触れ、酸味を和らげることができるそうです。
軽い飲み心地なので最初の一杯にはぴったり。“とりあえずビール”ならぬ“とりあえずチャコリ”と注文してみるのもいいかもしれません。
ランチは土日祝限定で、「ピンチョスランチ」はもちろん、隔週替わりの「パエリア ランチ」がおすすめ。アサリと魚介だしのうま味が存分に味わえる「アサリのバスク風パエリア」や、鶏もも肉と野菜の「バレンシア風パエリア」、スパイスが効いた「栗豚ときのこのインディアン風パエリア」など、あえて王道のパエリアを提供するのは、スペイン料理をより良く知ってもらいたいから。
まずは店の味を、そしてワインやバスク料理の魅力を伝えたいという気持ちが込められているのです。
経験豊かなシェフが作り出す本格的な料理とバスクを存分に感じられるイベント“ピンチョス祭り”が11月23日に開催されます。難しいことは考えずに気軽に美味しいワインとピンチョスを楽しみに来てください、とのこと。まずはバスクの世界の入り口に立ってみてはいかがでしょうか。
詳細情報
- 店舗
- バスクバル チャコリ
(西宮市甲風園1-6-6 エクセル北口1F)
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- ランチ
11:30~15:00(L.O.14:00)※土日祝のみ
ディナー
月~金 18:00~25:00(L.O.24:00)
土・祝 16:30~25:00(L.O.24:00)
日 16:30~24:00(L.O.23:00) - TEL
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