自然の神秘が圧巻

玄武洞公園で夜間ライトアップイベント開催　豊岡市

豊岡市の玄武洞公園で9月1日、夜間ライトアップが始まりました。期間中には、音楽ライブや舞台といった特別公演プログラムも予定されています。9月30日まで、期間中無休。
青龍洞
JR城崎温泉駅から車で約10分の場所にある観光スポット「玄武洞公園」は、約160万年前に起こった火山活動によって、流れ出た溶岩が冷えかたまるとき、柱状節理という規律をもって六角形に割れ、積み重なったように見える地形を見ることができます。イベントでは、自然の圧倒的なスケールを感じられる園内で、幻想的な景色を堪能することができます。

同園には、玄武・青龍・白虎・朱雀と「中国の四方を司る四神」の名前がつけられた5つの洞窟があり、今回の舞台となる玄武洞・青龍洞は、国の天然記念物にも指定されています。

2つの洞は5分30秒の間隔でプログラムされた光の照明が微妙に変化するしくみになっているとのこと。玄武洞は地球色のイメージで青龍洞は青色と白色を基調としたイメージで、それぞれ趣向を変えたライトアップを楽しむことができます。

ライトアップ期間中には、その幻想的な空間を舞台にミュージシャンの坂本美雨さんによる音楽ライブ（9月19日）や、高校教科書にも載っている中島敦の「山月記」を一人芝居とチェロの生演奏で舞台化する小菅紘史×中川裕貴『山月記』（9月23日）といったプログラムも予定されています。いずれも予約不要、入園料のみで観覧可能。
玄武洞
来園者は「昼間見るのとは石の表情やイメージが全然違う」「これほどまでにきれいで幻想的になるとは想像以上」などと感嘆の声をあげていたということです。

〈記者のひとこと〉
ただでさえ自然の神秘に圧倒されるような空間がライトアップされるとのことで、否が応でも期待が高まります。その幻想的な舞台で繰り広げられるパフォーマンス…想像するだけでも圧巻。個人的にもぜひその場に足を運んで堪能したい♪

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