日々の暮らしにカフェインレスを～丁寧に味わういつものコーヒー

住宅街の小さなコーヒースタンド『coffee LUTINO』に行ってきました　姫路市

紅葉が進む山合いの道を行くと、落ち着いた住宅街に素敵なコーヒースタンドを発見。姫路市御立にある『coffee LUTINO』さんです。
小林さんと息子さん
紺色の扉が目印のお店
小林沙織さんと息子さん、お二人が笑顔で迎え入れてくれました。
お店を構える前、イベント出展時に活躍してくれたワゴン
城崎マリンワールドでイルカの調教師として働いていた小林さん。リフレッシュを兼ねて通っていたカフェで過ごす時間の中で、お店をされている人、そしてその空間にも魅了され、いつか自分のお店を持ちたいと思うようになったそう。

調教師としての目標もクリアし後輩が育ってきたタイミングで東京の専門学校へ。学びながら働き、現在のお店の礎となるイメージを作ってきたのだとか。
オーナーの小林沙織さん
「学びながら出会ったバリスタの仕事に強く魅力を感じました。美しい所作やホスピタリティ、コミュニケーションを図りながら目の前にいる方に最適なコーヒーを注ぐというテクニックに感動しました」と小林さん。
店内に溢れるコーヒーの良い香り♪
バリスタが話をしながら向かい合う相手の利き手や好みを探り出し、相手の思いに寄り添うように…自分もそんなお店を作りたいと思ったそうです。
焙煎機は小林さんの相棒
またLUTINOではこだわりのカフェインレスコーヒーが楽しめます。自身の妊娠を機に調べ上げだしたカフェインレス。カフェインレスと言えばLUTINOと言われるようになることが今の目標なのだそう。
「オリジナルキャニスター（コーヒー缶）」1650円（税込）
「美味しさとは"お客様がどう感じるか"ということなので、やはり難しいですね！」と小林さん。その最適解を導くために、丁寧に会話をするという時間を大切にしていると感じました。
「デカフェ・マンデリン（深）」
hot/500円（税込）
ice/550円（税込）
いただいたコーヒーは「デカフェ・マンデリン（深）」。飲み心地はがっちりストロング。けれどもちゃっかりカフェインレス。小林さんと話しながら好きな一杯を選ぶ、おしゃべりする事で頭の中がシャッキリとクリアになるというおまけつき。
「季節のジュース」左/メイヤーレモン・右/中野ふぁ～むの新生姜
hot/500円　
ice/550円
soda/600円（全て税込）
「珈琲バタークリームサンド」250円（税込）
またコーヒーだけでなく季節のジュースや焼き菓子なども並びます。珈琲バタークリームサンドはダクワーズのような軽い食感。優しい甘さのクリームに使用するのはもちろんカフェインレスコーヒー！

メイヤーレモンを使った季節のジュースはソーダ割で。粒感、シャリ感、角が無い酸味と甘さ…あんまり美味しくて飲み干すのが名残惜しく、スライスまでペロリ。
店名は昔飼っていた黄色い羽根を持つコザクラインコ（ルチノー）から命名
毎日飲むコーヒーがちょっと体に優しくて、明日も普通の暮らしが続いていくと嬉しい。日々の暮らしにカフェインレスが仲間入りしてくれる事で、ちょびっとだけ丁寧に過ごそうと思える。そんな一杯のコーヒーに出会えました。
シンボルマークは木と木を繋ぐ「千切り（ちぎり）」から。繋がりを大切にしたいという願いを込めて
コーヒー豆が産地や農園、焙煎方法や淹れ方によって様々なテイストになるように、小林さんの淹れるコーヒーはここだけのもの。この場所でしか味わえないコーヒー、皆さんも楽しんでみてはいかがでしょう？

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