一度食べたら忘れられない、記憶に残るフランス菓子店

『pâtisserie usagui（パティスリーウサギ）』に行ってきました！　伊丹市

阪急伊丹駅から徒歩3分、飲食店が立ち並ぶ賑やかな商店街。突然現れた真っ白でかわいらしいお店『pâtisserie usagui（パティスリーウサギ）』へ行ってきました。

以前伊丹に住んでいる友人から「伊丹に住んでよかったことは、近所においしいケーキ屋さんがあること！」とこちらのお店の話を聞き、いつかは行こうと心に決めていた筆者にとって、念願の初訪問です！

いたるところにかわいらしいうさぎのモチーフが隠れる店内は、焼き菓子や特製のコンフィチュールなどが並び、ショーケースには生ケーキの数々が。フランスで7年間修業を積んだシェフ・パティシエールの村西さんが手掛けるスイーツは、一つ一つがきらきらと輝いて見えます。

パティシエール自慢の商品は旬の食材を使用したタルトや、フランスのエッセンスがたっぷり詰まったケーキなど、バラエティ豊かな8～10種類が販売されています。

日本に帰国後、フランスと同じ全く同じレシピで作ると、気候のせいなのかとても甘く感じたという村西さん。フランス時代よりも砂糖を少なくしたりと、全く異なるレシピでケーキを作っているそう。日本の風土や味覚、季節のフルーツなどに合わせて丁寧に作られるケーキは、口に入れた瞬間においしさがダイレクトに伝わることを意識しているのだとか。今回はその中から3種類をご紹介！
「ピスタチオミルフォイユ」590円（税込）
ファンも多いという定番商品の「ピスタチオミルフォイユ」は自家製のピスタチオペーストをたっぷりと使用。2種類のピスタチオクリームと、芳醇なパイ生地が好相性！想像しているピスタチオよりもずっとフレッシュな香りと軽やかな味わいで、ついついペロリと頂いてしまいました。
「青みかんとキャラメルのタルト」610円（税込）
直接農家と契約をしている村西さんが、生産の段階で摘果（間引き）された青みかんと出合いできたのが「青ミカンとキャラメルのタルト」。この季節のウサギの名物ケーキです。青ミカンの酸味に香り豊かなバジルで爽やかな味わいの一品。表面のぷるんとしたキャラメルムースがほろ苦く、ちょっぴり大人な風味を醸し出しています。
「モン・ブラン」620円（税込）
秋限定の「モン・ブラン」は、さっくりとしたメレンゲに生クリーム、そしてたっぷりのマロンクリームというフランスの定番のスタイル。口溶けのよいなめらかなマロンクリームにうっとり。甘さ控えめなので、栗の味わいを存分にたのしむことができます。洋酒がふわっと香るのが心地よく、秋の夜長にぴったりの一品です。

豊富な焼き菓子類も人気の商品。ひとつひとつ丁寧に焼き上げられたお菓子たちは、大切な人へのギフトにはもちろん、自分へのご褒美にもぴったりですね。たくさんの品揃えでなんとも悩ましいラインナップですが、ナッツが好きと言う筆者に合わせて「クロケット・オ・ザマンド」をおすすめしていただきましたよ。
「クロケット・オ・ザマンド」395円（税込）
ザクザクと心地よい食感と、たっぷりと入ったアーモンドの香ばしい味わいが何とも言えません！頬張ると思わず笑みがこぼれます。一つでも満足感たっぷりなので、紅茶とともに少しずついただきました。スタッフの方おすすめの「ガレット・ブルトンヌ」もとっても気になりました。たくさんの中から選ぶ楽しみも醍醐味ですよね。ちょくちょく通って全制覇したくなります！

一度食べたら忘れられない、記憶に残る味わいのパティスリーウサギの商品の数々に感動した筆者。また伊丹を訪れた際は足を運ぶことを決意しました！12時ごろまでに訪問するとケーキが豊富に揃っているそうなので、いくつかケーキを選びたい方は早めの訪問がベター。営業日についてはお店のinstagramを要チェックです！

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