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日本最大級のコツメカワウソ展示エリアがついにオープン!

神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました

みんな大好き『神戸どうぶつ王国』(神戸市中央区)に、新エリア「オッターサンクチュアリ」が7月22日よりオープンしました。なんでも、日本最大級の広さを誇る“コツメカワウソ”の展示エリアだそうです。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
編集部取材班もオープン前のメディア内覧会に参加してきたので、新エリアの魅力をお届けします。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
新エリア公開前日の7月21日午後、やってきましたよ~、神戸どうぶつ王国!ハシビロコウやスナネコの親子など、人気の動物たちが多数住んでいる同園には、親子連れやカップルだけでなく、多くの動物愛好家も足繫く通っているのではないでしょうか。
園内マップ/公式サイトより引用 園内マップ/公式サイトより引用
新エリアがあるのはアウトサイドパーク(屋外エリア)の南側。かつてドッグショーが行われていた場所です。北出入口から入園した場合、スナネコたちのいる「コントタクトアニマルズ」→「アフリカの湿地」を東側に抜けた先にあります。
写真提供/神戸どうぶつ王国 写真提供/神戸どうぶつ王国
こちらがエリアの全景!ご覧の通り、めちゃくちゃ広いです(笑)。総面積は880㎡だそうで、まさしく日本最大級ですね~。コツメカワウソの生息地域である東南アジアの湿地帯を再現したエリア内は池の中央に小さな島がある「A展示場」と、キャノピーウォーク(通路)を挟んで向かい側にある「B展示場」で構成されています。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
いざ入場!風景が日本離れしていて、実際に生息地域を訪れた気分になりますね(笑)。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
カワウソちゃんたちを発見!A展示場にいる6頭のファミリーのうちの4頭が倒木の上で仲良く並んでいます♡飼育員さん曰く、濡れた体をこすりつけて乾かしているのだそう。可愛すぎる~。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
今までこうした形でコツメカワウソを見たことがなかったので、新発見の多いこと、多いこと。まず、彼らは家族仲が非常に良好です。どこに行くにもゾロゾロと連れ立って行動しており、ひとりでポツンとしている子がいません。

そして、ビックリするほどおしゃべりです。「キュー」や「キュイー」など、頻繁に声を発してコミュニケーションを取っていました。これがまた可愛らしい…!じゃれ合っている姿なんてずっと見ていられます~。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
半水生動物である彼らは泳ぎも達者で、トプンと池の中に潜ってはスイスイと泳いで別の場所から顔を出します。潜った後に呼吸の泡がプクプクと浮かび上がってくるので、泡の行き先を見て出現場所を予測するのも面白かったです(笑)。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
好奇心も旺盛なのか、通路のそばに近寄ってきてくれるので、超至近距離で愛でることができます。一頭一頭の表情がよく見えますし、肉食だけあって意外とお口が獰猛なこともしっかりわかりました(笑)。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
エリア内にはコツメカワウソの特徴について紹介する展示パネルも。「(新エリアでは)カワウソたちの可愛い姿を見てもらうだけでなく、展示を通じて野生でのカワウソたちの暮らしぶりや“密猟”などの問題点について知って欲しい」と、飼育担当の江崎さんは語っていました。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
現在、野生のコツメカワウソを取り巻く状況は決して良いとは言えないのが事実です。毛皮やペット目的の密猟が後を絶たず、森林伐採による生息地の破壊によって2019年にはワシントン条約の保護対象種にも指定されました。

実際、B展示場にいる2頭は関西国際空港で密輸されていたところを保護されており、当時はまだ目も開いていない赤ん坊だったそうです。「可愛い!」だけで終わらずに、そうした厳しい現実があることもしっかり学んで、カワウソたちの将来が少しでも良くなるように、微力ながら貢献したいものです!
こちらの滝も自然な姿を再現するためにところどころに石を配置し、水の流れが幅広くなるようにされています こちらの滝も自然な姿を再現するためにところどころに石を配置し、水の流れが幅広くなるようにされています
最後に新エリアの制作秘話を。神戸どうぶつ王国には展示エリアの植物の植え込み(植栽)を専門に担当する“植物チーム”なるスタッフさんたちがいるのをご存知でしょうか。植物の専門家である彼らの力によって、野生環境が見事に再現されているのです!

植物チームの南部さん曰く、新エリアは「亜熱帯の森を抜けた先にカワウソが生息する池がある」をコンセプトに植物のレイアウトを決めていったそう。
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
池の中に湿地性の植物である葦(ヨシ)を植栽し、葦の間をぬってカワウソたちが登場するなど、魅力的な展示になるように細かな工夫が盛りだくさん!
写真提供/神戸どうぶつ王国 写真提供/神戸どうぶつ王国
エリアの周囲に植栽した椰子(ヤシ)などが成長する中で、より非日常な野生の環境が形作られ、一層魅力的なエリアに成長していくそうなのでとても楽しみです。将来的にはエリア内に生態系のサイクルが生まれることも期待しているとか。植物チーム、恐るべし!
神戸どうぶつ王国の新エリア「オッターサンクチュアリ」に行ってきました [画像]
いかがでしょうか?かなりもれなく紹介してしまいましたが、実際に訪れた時の感動や興奮は語りつくせるものではないので、ぜひ新エリアとカワウソちゃんたちの魅力をその目で確かめてください!

詳細情報

オープン日
2022年7月22日(金)
場所
神戸どうぶつ王国
(神戸市中央区港島南町7丁目1-9)
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営業時間
平日 10:00~16:00
土日祝 10:00~17:00
入園料
大人(中学生以上)1,800円
小学生 1,000円
幼児(4歳・5歳)300円
シルバー(満65歳以上)1,300円
TEL
078-302-8899
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Kiss PRESS編集部:甘佐

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