大人のためのおやつ時間はお洒落な手作りスイーツでいかが?
優しい手作り『焼菓子Kahka』へ行ってきました 姫路市
姫路にある素敵な服屋さんの空き時間に、これまた素敵なお菓子を販売している方がいると知り早速お邪魔しました。東辻井の『焼菓子Kahka』さんです。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
ヤマダストア新辻井店のすぐ近く、コンクリートのお洒落な建物、TRIBEビル1.5階にお店はあります。普段から良く通る道だったのでここに雰囲気の良いビルがあることは知っていました。しかしまさかお菓子の販売をしているとは初耳。ご近所の方でも気づかずに前を通っている方は多いかもしれません。
伺ったのは日曜日ですが、毎月営業日は変わるのでお店のInstagramでチェックしてから訪問してくださいね。服屋さんでの営業のほか、姫路市内のイベントや野里マルシェ(姫路市野里商店街内)での出品もあるようです。
店内は外観のテイストそのままの静かで凛とした空間。コンクリートの無機質な雰囲気の中に綺麗に並ぶお菓子たち。シックで大人の空間です。
『Kahka』を運営するのは1人の"お母さん"。お子さんが小さい時、お母さんの事を「かぁか」と呼んでいたその可愛らしい呼び名が屋号になったのだとか。お子さんが2歳の頃からこういったお菓子の販売を始めたそうです。取材中にたまたまその娘さんがお店の前を通りかかりましたが、颯爽と歩く姿を見て、お母さんの長年の頑張りを目の当たりにしたような気持ちになりました。
きび糖や季節の果物などを使った同店のお菓子は、家のお台所で揃うような優しい材料で作っています。素材にストイックなこだわりがあるわけではないけれど、旬のものや体に優しいもので出来ているから、食べたら体が元気になれる、そんな優しいお母さんの手作りおやつです。
「米油のマフィン/チョコクランブル」は上品な甘さのフランス、ヴァローナ社のチョコレートを使用しています。食感の良いクランブルとふわふわのマフィン生地が特徴。ボリュームたっぷりに見えますが米油のおかげで胃もたれするような感覚がなくあっさりぺろりと食べられます。
香りの良い「全粒粉スコーン」は噛むほどに甘みを感じられて、おやつタイムだけでなく朝食にも良さそう。クリームや甘さ控えめのジャムを添えてアレンジするのもおすすめです。
「すもものタルト」と「ブルーベリーのタルト」は旬の果物がたっぷり。サックサクのタルト生地と甘酸っぱい果物の果汁がしみ込んだクリームがとても美味!タルトはどちらも酸味は強くなく優しい甘さです。さっくり焼けた生地の食感と果物の甘さが楽しめる、満足度の高いタルトですね。
「クランブルクッキー」は北海道産よつ葉バターを使用しています。ほろほろとした食感に甘い粉糖が口元でとろけます。ブラックコーヒーとも相性が良さそうですね。家事が落ち着いた時、ほっこりしたい時に食べたいお菓子だなと感じました。
お店のロゴマークをかたどった「ココナッツサブレ」はバターではなく米油を使用しているので、ココナッツの風味をしっかりと感じます。サクサク食感の中にココナッツの甘い香り。クッキーやサブレは『Kahka』のお菓子の中でも日持ちもする方なので、ちょっとしたプレゼントにも良さそうです。
お菓子はフレンチリネンのクロスで素敵に包んでもらうことが出来ます。お店のマークがさりげなく縫われていて、柔らかい手触りでシンプルなクロスは、「包む」以外にも色々と使えそう。センスが光る贈り物にいかがですか?
お菓子を作りながら、もう少し頑張った方が良いのかな?ちゃんと出来ているのかな??など不安になることもあるそう。けれども、「頑張りすぎずに出来る範囲で活動することが、こうして続けるコツなのかもしれないです」と、かぁかさん。ふんわり優しい笑顔でお話してくれました。
「日々の休息時間のお供に、また、何かを頑張ったご褒美のおやつタイムにも。冷蔵庫に隠しておいて、ひっそりと食べるのも良いですね」と、ニコニコ。食べてくれる人の事を一番に考えてコツコツと丁寧に作業をされている事が、お菓子やその場の空気感に現れていました。優しい甘さで心を満たしてくれるおやつが、愛情のこもった手作りだと殊更に嬉しいもの。『Kahka』のお菓子を食べて、明日からもまたゆるりと頑張れそうな気がしました!
- 場所
- 焼菓子Kahka(Owls Himeji内)
(姫路市東辻井3-3-20 )
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