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愛らしくも悲哀のある猫・マルの冒険
神戸文学館『愛媛発 旅するネコ 兵庫上陸 かなしきデブ猫ちゃんの世界』神戸市灘区
王子動物園に隣接する神戸文学館(神戸市灘区)で現在、企画展『愛媛発 旅するネコ 兵庫上陸 かなしきデブ猫ちゃんの世界』が開催されています。期間は9月11日まで。入館は無料です。
「かなしきデブ猫ちゃん」は、愛らしくも悲哀のある猫・マルが旅をし、出会いと別れの中で地域の魅力に触れていく創作童話。日本推理作家協会賞や山本周五郎賞を受けた小説家の早見和真さん(松山市在住)が「子どもたちに物語の魅力を知ってほしい」と執筆し、絵は愛媛県今治市出身の絵本作家かのうかりんさんが担当しています。
2018年4月から愛媛新聞で第1作「かなしきデブ猫ちゃん」の連載がスタートし、地元愛媛を巡る悲喜こもごもの冒険が〝愛媛で知らない子供はいない〟と言われるほど親しまれ、第2作『マルの秘密の泉』、第3作『マルのラストダンス』と連載を重ねました。
今年の4月からは舞台を兵庫県に移した第4作『マルのはじまりの鐘』が神戸新聞で始まり、11月ごろまで毎週土曜日付に掲載が予定されています。
同展は、兵庫を旅するデブ猫「マル」をもっと知ってもらおうと企画されてものです。会場内には第1作~第3作の閲覧コーナーが設けられるほか、公式グッズの展示、兵庫県立兵庫工業高校作成のデブ猫「マル」のオブジェも登場し、記念撮影なども楽しめます。また、神戸新聞連載中の第4作に関しても最新の紙面と、原画の画像が順次、追加で紹介されており、タイムリーな展示になっているとのこと。
〈記者のひとこと〉
松山市の道後温泉に暮らしていたマルが、あることをきっかけに家を飛び出し、なんと私たちの兵庫県へ。仲間たちと出会い、別れ、そして恋をする…。なんともいえない可愛らしさを感じさせるマルを愛でながら、地域の魅力もたっぷりと味わえる同作。同館の近隣には王子動物園や王子プールもあり、その前後にぜひ立ち寄ってみたいなと考えています。
詳細情報
- 開催期間
- 2022年6月24日(金)~9月11日(日)
- 時間
- 平日 10:00~18:00
土日祝 9:00~17:00 - 場所
- 神戸文学館
(神戸市灘区王子町3丁目1番2号)
GoogleMapで探す - 休館日
- 毎週水曜日(祝日の場合はその翌日)
- 入館料
- 無料