街を、もっと楽しもう Kiss PRESS

保存した記事
記事検索
ルーレット
お出かけ先に迷ったら!

キーワードから探す

市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
地域選択をクリア

須磨海浜水族園で家族と過ごす夏を楽しもう!

改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区

兵庫県民なら誰もが一度は行ったことのある『須磨海浜水族園』(神戸市須磨区)が須磨海浜公園の再整備に伴い、来年5月で閉館することになりました。
画像提供・神戸市立須磨海浜水族園 画像提供・神戸市立須磨海浜水族園
いままでのスマスイが今年で“最後の夏”を迎える事実に気付いた筆者(神戸生まれ)は、これまで幾度となくお世話になったスマスイのラスト・サマーを見届けるべく、現地を訪れました!

筆者にとっては2年振りのスマスイ。「イルカライブ館」や「ラッコ館」はすでに解体工事が始まっていましたが、“「本館」のみ”元気に営業中です!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
入口に立つと、家族みんなで来たり、学校の遠足で足を運んだ幼少期の思い出が蘇ります…。兵庫県が発行している「のびのびパスポート」の対象施設なので、家族のおでかけスポットの定番ですよね。施設内には授乳スペースやおむつ替えシートが完備されていて、子ども連れでも安心して来られるのも嬉しいポイント。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
本館前ではスマスイお馴染みのイラストがお出迎え。最後の夏の記念に、ぜひ記念撮影を楽しんでください!公式ウェブサイトでは前売り入園券も販売されているので、スムーズに入館したい人におすすめです。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
入園後、まず目に飛び込んでくるのがこちらの「大水槽」。1987年の開園当時から、来園者が一番最初に見る水槽として、不動の人気を誇るスマスイのメインスポットです。太陽の光がきらきらと差し込む水槽でゆったりと泳ぐウミガメやエイの優雅な姿、ずっと眺めていたくなりますよね。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
大水槽の右側に展示された「ホホジロザメ」の頭部の標本。久しぶりに見ると、その迫力に驚かされました!隣にあるのはそのホホジロザメのお腹の中にいた赤ちゃん(胎仔)の標本です。実はこの標本親子だというのをご存知でしたか?数年越しの事実に私は衝撃を受けました!親子で並んで展示されるのは、学術的にとても貴重なんだそう。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
須磨海浜水族園は、昔ながらの「汽車窓展示」が特徴的。小さな水槽で飼育された生きものをじっくりと観察することができます。水槽を照らす光の色も、魚たちが本来住む生活環境に合わせて工夫されているそうです!お気に入りの生きものはもちろん、“お気に入りの水槽”もぜひ見つけてくださいね。来年には見れなくなるかもしれないので、しっかりと目に焼き付けておきましょう。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
各水槽の上には、展示された生きもの生態について解説した「魚名板」が。こちら、飼育員さんたちが一つずつ考え抜いて作成されたそうです。「きれいな花には棘がある」「食べてからではもう遅い?」など、気になるキャッチフレーズがいっぱい!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
その下には詳しい解説がコラムのようなやさしいタッチで書かれています。大人も思わず引き込まれる内容に、「パパ、はよ行くで~」なんて言われているお父さんたちの姿もちらほら(笑)
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
現在は須磨近海にいる魚を観察できる展示もあり、身近な環境に住む魚の生態について学ぶことで、環境保全に対する意識も上がりそう!。

順路が決まっておらず、自由に園内をまわることができるのも、スマスイの魅力のひとつ。「水族園」という名称も、好きな展示館に自由に出入りしたり屋外でくつろいだり、公園のような感覚で自由に楽しんで欲しいという思いから名付けたそうです。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
今は本館だけですが、当時は「このお魚、さっきのお魚とどう違うんだろう?」と、展示館を気軽に行き来したり、何度も同じ水槽を見に行ったのもいい思い出。子どもの知的好奇心をしっかり満たしてくれていました。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
続いて訪れたのは3階の「水辺のふれあい遊園」 。同じ階にある売店「うみがめのお店」で販売されている名物の「うみがめのメロンパン」や、持ってきたお弁当を食べることができる憩いの場です。
つぶらな瞳がとってもかわいいですね! つぶらな瞳がとってもかわいいですね!
その他にも 「水辺のふれあい遊園」には、ペンギンやアザラシなどを間近で観察したり、「ドクターフィッシュ」と呼ばれる小さなお魚、ガラ・ルファや、ひらひらと泳ぐエイたちと触れあうことができるタッチングプールなど、大人から子どもまで楽しめる人気展示が盛りだくさん!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
タッチングプールに近づくと、エイが立ち泳ぎでこちらに近づいてきてくれました!飼育スタッフの方によると、タッチングプールの生きものはエンターテイナー揃いで、お客さんにすりすりと寄ってきてくれるエイもいるのだとか。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
アザラシのプールに近づくと、ゴマフアザラシの「メカブちゃん」が、興味津々といった様子でこちらをじーっと見つめてくれました♡お母さんの「ワカメちゃん」とのんびり過ごす姿に癒されます!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
水族園の人気者・ペンギンたちも屋上展望広場にいましたよ。それぞれ違ったお腹の模様とキャラクター、観察すればするほどかわいらしいペンギンたちの中からあなたの「推しペンギン」を見つけてください!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
この日はあいにくのお天気でしたが、晴れた日は広場から美しい水平線を眺めることも。小さい頃、景色を見るために親におねだりして望遠鏡を覗かせてもらったものです。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
広場を後にして、2階にあるコーラルショップへと移動する道中であのアイテムを発見!その名も「スマスイ記念刻印メダル」。キンキラなオリジナルデザインのメダルに、日付と名前を打刻することができますよ!スマスイとの思い出を形に残せるなんて素敵ですよね。これを作りたくてだだをこねたことも思い出しました。(笑)
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
ホクホク気分でコーラルショップに到着。Tシャツや雑貨など、最後の夏の記念にピッタリなオリジナルグッズが並ぶなか、こんな目玉商品も…、
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
なんとこちらの特大リアルイルカは、20万円!(税込)完全受注生産で、自分だけの特別なイルカさんが手に入りますよ。憧れちゃいますね!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
スマスイ愛のたっぷり詰まった店内は手書きのポップが盛りだくさん。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
スタッフお手製の衣装を身にまとった看板息子(?)の「銀之助くん」や、いまは無くなってしまった思い出の看板を再現したものなど、往年のスマスイファンにはたまらない装飾をお楽しみください!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
3階にあるスマスイミュージアムでは、スマスイの歴史やイベントなどを知ることができる展示「ARCHIVE COLLECTION」が公開中。1957年に開館した「須磨水族館」時代からの貴重な写真や資料が年表形式で展示されています。筆者の父が思い出話で語ってくれた当時の様子も知ることができ、その歴史の深さに感動しました!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
「イルカライブ館」がオープンした当初のポスターを発見。何とも言えない懐かしい雰囲気がエモ~い!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
頭上を泳ぐエイたちも、もしかしたら見られなくなるかも?そう思うとすべてが貴重な資料です!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
2024年春頃にオープンが予定されている「神戸須磨シーワールド」(仮称)についても図面や模型などの資料を通して知ることができますよ。「さかなライブ劇場」や「お弁当広場」があったエリアは西日本で唯一シャチのショーが見られる【オルカスタディアム】に、本館西側の公園エリア一体は【イルカスタディアム】にと、想像するとワクワクしますね!

最新の情報では、「須磨コレクション」といって、ピラルクーやロングノーズガー、チョウザメなど今までお馴染みだった生き物たちを、公園にきたお客さんが無料で見ることのできる施設も計画されているそうですよ!
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
ほかにも、過去にスマスイを訪れた人なら一度は見たことがある懐かしいアイテムが館内のいたるところに展示されており、見つけるとすごくテンションが上がります(笑)。皆さんも懐かしのスポットや展示品を見つけて、思い出話に花を咲かせてはいかが?
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
筆者も取材をしながら、イルカライブを見てびしょ濡れになったことや、深海ゾーンがちょっぴり怖かったこと、波の大水槽を上からみると海の匂いがしてびっくりしたことなど、幼い頃のスマスイでの楽しかった思い出が次々と蘇ってきて、ほっこり幸せな気持ちになりました。

この夏は3年ぶりの海開きということもあり、須磨に行かれる読者さんも多いのでは?夜のスマスイは特別な装飾も楽しむことができるそうなので、海とスマスイ、どちらも楽しめそうですね!記事を読んだ皆さんも、ぜひ実際に足を運んで、スマスイとの最後の夏を楽しんでください!

最後に耳よりな情報を2つ。
改修前の“最後の夏”のスマスイに行ってきました!神戸市須磨区 [画像]
2022年7月現在、「イルカライブ館」は閉館してしまいましたが、スマスイファンの熱い要望があり、“幻のイルカナイトライブ”を含む2つのイルカナイトライブの映像と、トレーナー監修の特典映像を収録した「イルカライブDVD」が数量限定で発売されました。あの興奮と感動をもう一度味わえるなんて嬉しいですね。夏の夜にお家でゆっくりと見るイルカライブもオツなもの!
スマスイVRツアーでは実際にそこにいるように、改修前のスマスイを楽しむことができますよ!イルカショーも見られます! スマスイVRツアーでは実際にそこにいるように、改修前のスマスイを楽しむことができますよ!イルカショーも見られます!
さらに、スマホやパソコンを通して改修前の園内の様子が観覧できる「スマスイVRツアー」なるコンテンツも登場!お家にいながら園内散歩が無料で楽しめます。こちらも是非ご覧ください♪

写真

詳細情報

場所
神戸市立須磨海浜水族園
(神戸市須磨区若宮町1丁目3-5)
GoogleMapで探す
営業時間
9:00~17:00
入園料
大人(18歳以上)700円
中人(15~17歳)400円
小人(小・中学生)300円
幼児 無料
問い合わせ
TEL 078-731-7301
この記事の地域の天気情報
近くで宿泊 近くで食事

Kiss PRESS編集部:秀村

記事の続きを読む

おでかけルーレット

スタート!
ストップ!
もう一回

条件に合うおでかけ情報が
見つかりませんでした

条件をかえる
とじる