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武者絵や刀剣など、貴重なコレクションが一堂に集結!
兵庫県立美術館で特別展『ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵 -武者たちの物語』開催 神戸市中央区
兵庫県立美術館(神戸市中央区)で9月10日より、特別展『ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵 -武者たちの物語』が開催されます。
江戸時代、庶民の人気を博した「武者絵」の世界を、世界屈指の日本美術コレクションを誇るボストン美術館の所蔵の浮世絵・刀剣・鐔(つば)で紐解く初めての試み。
ボストン美術館が所蔵する約5万点の浮世絵版画コレクションから、菱川師宣、勝川派、歌川国貞、歌川国芳、月岡芳年などの有名絵師が描いた「武者絵」118点を厳選して紹介。これらすべてが日本初出品。大変保存状態が良いため、摺られた当時の鮮やかな色彩が残っているそう。
さらに源頼光の「土蜘蛛退治」や、牛若丸と弁慶の「五条橋」など、武者絵と共通のイメージをもつ鐔27点を出品。 江戸時代の人々が見れば何の話かすぐにわかったという武者絵の物語のイメージがデザインされた鐔を、武者絵とともに展示します。
また、平安時代の安綱から江戸時代末期まで、日本刀の歴史を概観できる刀剣を20口厳選。近年新たに寄贈された世界有数の刀剣コレクター、ウォルター・エイムズ・コンプトン氏のコレクションも出品されるそうですよ。
膝丸、蜘蛛切、薄緑など様々な名前を持つ源氏の重宝「刀 折返銘 長円(薄緑)」(個人蔵)や、上杉謙信の愛刀「太刀 銘 長船 長光 文永十一年十月廿五日」(米沢市上杉博物館蔵)など、 武者絵に関連する国内の刀剣も特別出品されます。
Photographs ©︎ Museum of Fine Arts, Boston(個人蔵を除く)
<記者のひとこと>
日本ではなかなか見ることのできない貴重なコレクションが一堂に集結!歴史に残るさまざまなヒーローたちの活躍を浮世絵と刀剣を通してリアルに感じられそう。歴史好きも刀剣好きも、そうでない人でもたのしめそうな展覧会です!
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詳細情報
- 期間
- 2022年9月10日(土)~2022年11月20日(日)
- 場所
- 兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1【HAT 神戸内】)
GoogleMapで探す - 時間
- 10:00~18:00
※入場は閉館の30分前まで - 休館日
- 月曜日(祝休日の場合は翌日)
※ただし9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館、 9月20日(火)、10月11日(火)は休館 - 観覧料
- 一般1,800円、大学生1,400円
70歳以上900円、高校生以下無料
障がいのある方 一般450円、大学生350円
(障害のある方1名につき、介護者1名無料)