数々のメディアに取り上げられた丹波黒豆肉粽（ちまき）

粽（ちまき）専門店「おくも丹波黒豆肉粽 」実食レポ　丹波篠山市

丹波篠山市の大芋地区。丹波篠山の奥地に本格台南式のちまきを食べることができる粽（ちまき）専門店があるのをご存じでしょうか。某有名雑誌に度々掲載され、またテレビ番組でも取り上げられた「丹波黒豆肉粽（ちまき）」はお取り寄せグルメとしても話題の逸品なんです！実はその逸品、店舗でも頂けると聞き足を運んで食べてきたのでレポートします。
のどかな場所にある店舗
大芋地区は田園風景が広がるのどかな土地。「おくも丹波黒豆肉粽」も緑豊かな山裾に隠れ家のようにありました。


ところどころ台湾を思わせる提灯が素敵です。入口もなんだか異国のお店に迷い込んだようなそんな気持ちにさせてくれます。
丹波黒豆肉粽3個・黒豆薬膳茶5包入り
（化粧箱入り・熨斗対応可）　税込3000円
中に足を踏み入れると、異国情緒あふれる内装でいろいろ眺めてしまいました。並ぶ中国茶の缶や薬膳茶のコーナーなど気になるものがたくさん！またご進物用のちまきのサンプルなども置いてありましたよ。店内をくまなく眺めていると店主の仲谷さんが出迎えてくれました。とてもエネルギッシュな仲谷さんとの会話を楽しみつつ、丹波黒豆肉粽を注文していざ！隣のイートインスペースへ。
イートインスペースと併設の古本屋
さて、イートインスペースを覗いてみると…。何と中には本屋さんが！

ここは「たきブックス」。店主の仲谷さんの夫である洋介さんが経営するこだわりの古本屋なのです。肉粽が出てくるまで、センス良く陳列された本たちを眺めながら待つことにします。
丹波黒豆肉粽　650円（税込）　
黒豆薬膳茶（ジャスミン茶・ほうじ茶の2種類）　共に600円（税込）
運ばれてきたのは丹波黒豆肉粽と黒豆薬膳茶！末晴窯さんの愛らしい器にどん！と乗った粽の大きいこと！つやつやと輝き何とも食欲をそそります。そして粽にお好みでかけるトッピングの黒豆きな粉と黒豆しょう油、そしてラー油もこれは必ずかけてみなければ！と激しく気になりました。
黒豆きな粉と黒豆しょう油をたらり
黒豆きな粉を振りかけて…とここで筆者の不器用さがさく裂し、きな粉を少々ぶちまけてしまいました…（お盆を汚してすみません）。そこに黒豆しょう油をたらりとかけ、いただきましょう！
お好みでかける辣油・黒豆きな粉・黒豆しょう油
丹波黒豆肉粽は蒸すのではなく、台南式に大鍋で8時間煮込まれて作られるそう。もち米はもっちもち、たっぷり入った黒豆はほっこり甘く、そして豚肉はホロっとお口の中で解れます。煮込むことで豚肉の旨みがもち米に染み渡るそうですよ。粽の黒豆もきな粉もしょう油も全て丹波篠山産の黒豆を使用しているとのことで何とも贅沢な一品です！
黒豆薬膳茶（ジャスミン茶）　600円（税込）
そして気になる黒豆薬膳茶（ジャスミン）。このガラスのポットの中で花開くジャスミンたちが何とも美しい。他には棗やクコの実等の漢方が入っており、そして忘れてはならないのが黒豆です！黒豆も実は漢方で滋養強壮等の効果が期待できるんだとか。見た目でも楽しめ、そして体にも優しい薬膳茶が嬉しい。
黒豆薬膳茶（ほうじ茶）600円（税込）
こちらは黒豆薬膳茶（ほうじ茶）で蓋を少しずらして頂きます。ほうじ茶と黒豆がとても香ばしい！お邪魔した日はなかなか暑い日でしたが、あえて熱いほうじ茶ベースの薬膳茶を飲むとふだん冷房で疲れた体がじんわりと温まった気がしました。

こちらのお店がオープンした当時はテイクアウトのみでイートインスペースは無かったんだそう。しかし店主の仲谷さん曰くせっかく遠方からわざわざ買いに来てくれたんだからゆっくり中で食べてほしい気持ちからイートインスペースが誕生したんだとか。このお席に座っていると、確かにゆったりした気持ちになります。古民家を改装したお部屋の中、風で揺れる木々のさざめきを聞きながら、丹波篠山産の黒豆がたくさん入った粽と体に嬉しい薬膳茶を頂く、何とも贅沢なひと時を過ごすことが出来ました。


丹波篠山市の端の方に位置する粽（ちまき）専門店「おくも丹波黒豆肉粽」。特製の粽（レトルトパック）はオンラインショップや篠山の中心地でも購入が可能です。でも少し足を延ばしてここでしか食べることが出来ない粽や薬膳茶を素敵な器でゆったりといただいてみるのはいかがでしょうか。

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