街を、もっと楽しもう Kiss PRESS

保存した記事
記事検索
ルーレット
お出かけ先に迷ったら!

キーワードから探す

市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
市・区・町で絞り込む
地域選択をクリア

このイベントは終了しました。

進化を続ける洋菓子店の定番 冷んやり「フルーツケーキ大福」

『patisserie Agricole(パティスリー アグリコール)』 実食レポ 神戸市垂水区

海の見える街、垂水に、地元の人に愛されるケーキ屋さんがあります。『patisserie Agricole(アグリコール)』は、神戸市垂水区内に2店舗を構える洋菓子店です。今回は垂水駅前店を訪れました。
『patisserie Agricole(パティスリー アグリコール)』 実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
お店は「垂水駅」東口を出て、道路を渡ってすぐのところにあります。駅に近いので、出掛ける前や帰宅途中に寄るのにもとても便利です。
『patisserie Agricole(パティスリー アグリコール)』 実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
『patisserie Agricole(アグリコール)』は、訪れる度に新たな出会いのある洋菓子店なのです。定番のケーキや焼き菓子もありますが、新作ができるとどんどん商品が入れ替わるため、毎回選ぶ楽しみがあります。「自分がおもしろいと思ったもの、お客様に食べてもらいたいもの、知ってもらいたいものを作っています。お菓子のバリエーションの多さを楽しんでもらえれば」とオーナーシェフの奥田さん。同じ商品でも常にアップグレードされるので、もしかすると次に出会う時には違った形に変わっているかも?
『patisserie Agricole(パティスリー アグリコール)』 実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
今回は、そんな同店で変わらぬ人気を誇り、定番と化している「フルーツケーキ大福」をレポートします。こちら、「発送商品として全国のお客様にアグリコールのお菓子を食べてもらいたい」という思いから生み出されたお菓子です。氷温(半解凍の状態)で食べた時の美味しさを追求したそうで、暑い夏にもピッタリのお菓子です。
「フルーツケーキ大福」432円(税込) 「フルーツケーキ大福」432円(税込)
求肥の中に滑らかなパッションマンゴーのムース。真ん中にはほおずきのジュレが入っています。おすすめの半解凍の状態で食べたので、周りの求肥はもちもち柔らか、フシュッとしたムースの食感とシャリシャリ感の残るジュレがシャーベットのようで、アイスとケーキの間のような感じでした。甘みのある求肥に、ムースはクリーミー、ジュレは酸味があって爽やかです。冷凍庫から出して10分頃が美味しく食べるのにベストなタイミングだそうです。
『patisserie Agricole(パティスリー アグリコール)』 実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
奥田さんは西洋料理店で働いた後、お菓子の道へと入った異色の経歴の持ち主。「自身の培ってきたものの中からイメージを作り、自分なりの技法、技術をもって、個性のあるお菓子を作りたい」と、日々進化を遂げながらお菓子作りをされています。そんな奥田さんらしいエピソードがあるのがこちらの「エンゼルケーキ」。
「エンゼルケーキ」480円(税込) 「エンゼルケーキ」480円(税込)
幼い頃、誕生日に食べたという「エンゼルケーキ」。当時の「エンゼルケーキ」は、輪っかの形をしていてバターとナッツの味がするパサッとしたものだったそうですが、その昔懐かしい思い出の味を、現在の奥田さんが再現したものがこちらだそうです。見た目も味も食感も確実に違うけれど、バターとナッツの味がして、どこか懐かしい味のするケーキ。そして、今食べて「美味しい」と思えるケーキ。

食べてみると、濃厚なバターとナッツの風味が広がります。まわりがアーモンドの入ったチョコレートでコーティングされているのですが、上に乗っている苦味のあるキャラメルクリームと合わさって、コクのある深い味わいになっています。中のスポンジはまったくパサッとしておらず、しっとり。当時の印象はそのままに、きっと“今風に”美味しく進化しているのだと思います。
「フェミナン」540円(税込) 「フェミナン」540円(税込)
こちらは美しく優しい雰囲気の「フェミナン」というケーキです。ピンクグレープフルーツのムースの中にライチのジュレが隠されています。上にはサクサクのメレンゲ。外側がぷるぷる、中はふんわりのムースで食感のコントラストも楽しいです。甘さ控えめで、ピンクグレープフルーツの風味がしっかりとする爽やかな味わいです。

奥田さんは、神戸〜芦屋間でパティスリーを経営するオーナーシェフ8人のグループ『ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)』の一員でもあります。神戸スイーツの魅力を世界に普及させることを目指して結成された同グループでは、年に何度か共通のテーマを設けてそのテーマに応じたスイーツを各シェフが発表しています。春夏のテーマが“フェミニン(女性らしさ)”で、奥田さんの作品がこちらのケーキなのです。
『patisserie Agricole(パティスリー アグリコール)』 実食レポ 神戸市垂水区 [画像]
野菜を使ったスイーツにも定評のある同店。人気の「野菜サブレ」の他、日持ちする焼菓子、ゼリーなど、ギフトにぴったりなものもありますので、手土産や季節の贈り物にも良いですね。
『patisserie Agricole(パティスリー アグリコール)』 実食レポ 神戸市垂水区 [画像]

「自分らしさを大事にしながら常に進化していきたい」と話す奥田さんの作るスイーツはバラエティー豊か。これまでの経歴や幅広い視点を活かして、きっとこれからもどんどん進化を続けられると思います。冷んやりスイーツを味わいに、また一期一会のお気に入りスイーツを探しに、訪れてみてはいかがですか?

この記事の地域の天気情報

詳細情報

住所
patisserie Agricole 垂水駅前店
(神戸市垂水区神田町2-40-102)
GoogleMapで探す
営業時間
10:30~19:30
定休日
なし(臨時休業あり)
TEL
078-709-3760

Kiss PRESS編集部:井出

記事の続きを読む

おでかけルーレット

スタート!
ストップ!
もう一回

条件に合うおでかけ情報が
見つかりませんでした

条件をかえる
とじる