有名フレンチレストランの味を自宅でも
神戸北野フランス惣菜店「cuisine PASSE PARTOUT(キュイジーヌ パスパートゥ)」訪問レポ
今年6月、神戸北野にオープンしたフレンチ惣菜店「cuisine PASSE PARTOUT」(キュイジーヌ パスパートゥ)。有名フレンチレストランで長年修業したキュイジニエが作る本格フレンチ惣菜がテイクアウトできるお店を訪れました。
各線三宮駅から北へ徒歩8分、山手幹線から少し入った静かな通りに店を構える「cuisine PASSE PARTOUT」。タイル張りの壁が異国情緒を感じさせるお洒落な惣菜店です。
毎朝9時(日曜休)にオープンするこちらのお店は、フレンチ惣菜のテイクアウトだけでなく、屋外のテラス席や店内のテーブル席、または立ち飲みで、ワインなどのドリンクと一緒に惣菜を味わうこともできます。
取材に訪れたこの日も、近所の常連客が朝から一杯、店内で気軽に楽しんでいました♪
フレンチ惣菜の種類は常備10~15種。季節の旬の野菜や果物を使用した惣菜が中心のため、メニューはその日の仕入れ次第。誰もが知る神戸の有名フレンチレストランやブラッスリーなどで長年修業したキュイジニエが作る「キャロットラペ」や「レンズ豆のサラダ」など、ワインと一緒にいただきたいフレンチメニューが多数用意されています。
伺ったこの時間は丁度、ローストポークをスライスしていました。塩とオレガノで一晩マリネし、オーブンでじっくり1時間ローストした柔らかい神戸ポークのかたまりを丁寧にスライス。早速、切りたてをいただきました。
オリーブオイルとブラックペッパーでいただくローストポークは、しっとり柔らかい食感。肉のしっかりとした風味に適度な塩味がアクセントとなって、冷えたシャンパンと一緒にいつまでも食べ続けたい美味しさです。
もちろんテイクアウトもできるので、自宅でゆっくり楽しむのもいいですね。電話での惣菜の取り置きも可能です。
ほかにも、焼き上げてから全体のバランスが整うまで3日ほど熟成させた「パテドカンパーニュ」や、フレッシュトマトを使用し、野菜の旨味が凝縮するまでじっくり煮込んだ「ラタトゥイユ」など、手間暇かけて作られたこだわりのフレンチ惣菜に出合うことができます。
また惣菜以外に、ルクセンブルクの家族経営から始まった小さなパン屋さん「フィッシャー」のバゲットや、フランス産のマカロン、自家製マドレーヌといったスイーツ、さらにブルターニュ産の「フルールドセル」などこだわりの食材も販売しています。
フレンチ惣菜を気軽に楽しめる「cuisine PASSE PARTOUT」。時間を気にせずのんびりと、道行く人を眺めながらワインを一杯。そんな自由な時間が過ごせるお店です。
詳細情報
- 店舗
- cuisine PASSE PARTOUT
(神戸市中央区中山手通2-20-21)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 9:00~19:00
- 定休日
- 日曜
- 問い合わせ
- 078-855-8139
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