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目指したのは自然の味わい。"美味しい気づかい"のうすくち醤油

うすくち文化研究所アンテナショップ『播州龍野 醤油屋の賄いめし』実食レポ 姫路市

姫路駅と姫路城の間に位置するアーケードのある商店街、姫路市二階町に6月5日『播州龍野 醤油屋の賄いめし』がオープン!うすくち醤油発祥の地であり、日本の三大醤油生産地である龍野に生まれ育った店主が作り出す、素材にこだわった「まかない定食」一本勝負のお店とのことで早速取材に行ってきました。
うすくち文化研究所アンテナショップ『播州龍野 醤油屋の賄いめし』実食レポ 姫路市 [画像]
同店は、龍野のヒガシマル醬油創業一家出身の店主が設立した「うすくち文化研究所」のアンテナショップ。"うすくち醤油の魅力を日本の食文化として発信すること"を理念としているそうです!

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うすくち文化研究所アンテナショップ『播州龍野 醤油屋の賄いめし』実食レポ 姫路市 [画像]
店主が生まれ育った龍野は400年も前から醤油の製造が始まったそう。播磨平野で取れる良質な小麦、大豆、そして全国的に有名な赤穂の塩、米、さらにうすくち醬油に最適な揖保川の水。素晴らしい材料が龍野に集まり、上等なうすくち醤油が作られるようになると、揖保川の水運に乗って遠く京都大阪へ。素材の色や味を生かす料理法にうすくち醤油は欠かせないものになったそう。
提供:うすくち文化研究所 提供:うすくち文化研究所
関東出身の筆者、初めて関西でうどんを食べた時、つゆの色の薄さにのけぞるほど驚いた記憶があります。今まで黒いつゆの蕎麦やうどんしか食べたことがなかったのです。きらっきらのつゆは、しっかりと味が濃く、なんとも出汁のいい香り!出汁とうすくち醤油の組み合わせ、この異文化との衝撃の出会いは今でも忘れられません。
「まかない定食」550円(税込)
提供:うすくち文化研究所 「まかない定食」550円(税込)
提供:うすくち文化研究所

今回ご紹介いただく定食は、関西ではおなじみの出汁と醤油を存分に楽しめる「まかない定食」です!白ご飯、とろろ、黄身漬、出汁ふりかけ、バチ汁、もろきゅう付き。定食には同店やオンラインショップで販売されている白と赤の『天然だしで作った昆布だし醤油』が使われています!
うすくち文化研究所アンテナショップ『播州龍野 醤油屋の賄いめし』実食レポ 姫路市 [画像]
卵大好きな筆者、まずは黄身漬から。『素材を生かす白うすくちの昆布だし醤油』に卵黄を一晩漬け込んで作るこちらの黄身漬は、鮮やかな黄色がとっても綺麗!うすくち醤油のなせる技ですね!少ししゃりっとした食感の卵黄は驚くほどコクがあって、これ一つでご飯の半分を食べられてしまいそうなほどの旨味。自主規制が必要です。出汁をとる時にでる出汁ガラで作ったふりかけを乗せたり、アレンジもおすすめです!
うすくち文化研究所アンテナショップ『播州龍野 醤油屋の賄いめし』実食レポ 姫路市 [画像]
そして気になっていたバチ汁。こちらも龍野の名産品、素麺を作るときに出る"バチ"を使った一品です。製麺所の賄いでも定番だそう。こちらにも白うすくちの昆布だし醤油が使われています。長さや太さも不揃いなので、食感も面白い。バチも初めて食べました!
「蒸し鶏」300円(税込) 「蒸し鶏」300円(税込)
定食はセルフスタイルで提供されます。日替わりの一品を足すのもおすすめです。本日は特製ダレを使用した蒸し鶏とじゃこ大根も一緒にいただきました。蒸し鶏は素材の色味はそのままに、味がとてもしっかりとしていて鶏の旨味も抜群です。これぞうすくち醤油!
「昆布だし醬油白赤セット」1,300円(税込) 「昆布だし醬油白赤セット」1,300円(税込)
さてこちらの定食に使われている醤油は2種類、白と赤の組み合わせがワインのようですよね。ワインには、白赤最適な食材の組み合わせがあるように、醤油にもおすすめの組み合わせがあるそうです。その組み合わせは比較的ワインと似ているものがあり、白(うすくち)には野菜や白身魚、鶏肉などたんぱくな食材など、赤(こいくち)は赤身や青身の魚、牛肉や豚肉などといった味や風味の強い食材がおすすめだそう。食材で醤油を使い分けるなんて、プロみたいで恰好良いではないですか!
「昆布だし醤油(白/赤)」690円(税込) 「昆布だし醤油(白/赤)」690円(税込)
天然だしで作った昆布だし醤油はプロの料理人が使う「かえし」の技術を応用したもの。プロがお店独自の秘伝の配合をした「かえし」のように、だしの旨味が抜群!なんとなく味が決まらないな~といった時や、すぐに食事の支度をしたいといった時にも大活躍しそう。化学調味料無添加、エキスやアミノ酸なども一切していないので安心です。
「花削りそのまんま」640円(税込)
「蕎麦屋濃いだし」860円(税込) 「花削りそのまんま」640円(税込)
「蕎麦屋濃いだし」860円(税込)

アンテナショップなので、もちろんお店でお買い物ができますよ。実際に食べてから商品を選べるので良いですね!「正直天然料理だし 蕎麦屋濃いだし」はお味噌汁のベースにも、蕎麦やうどんのベースにもピッタリ。こちらの「濃いだし」と白(うすくち)を合わせる事で、お店で食べたバチ汁が再現できるそう。ベースが決まるとお料理の味が引き締まり、後は醤油で微調整するだけ。こんなに簡単でよいのでしょうか?一気にお料理上手になれそうな予感がします!
うすくち文化研究所アンテナショップ『播州龍野 醤油屋の賄いめし』実食レポ 姫路市 [画像]
醤油屋で働く職人さんがデザインされたギフトボックスもとっても素敵ですよね。どの商品も化学調味料無添加なので、健康に気を配る方、料理好きな方、小さいお子さんのいる方、これから料理デビューする方など、多くの方に喜ばれること間違いなし。ギフトの注文はFAXかメール、お店の予約などは電話で受け付け中です。
うすくち文化研究所アンテナショップ『播州龍野 醤油屋の賄いめし』実食レポ 姫路市 [画像]

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地域の方や、観光の方、場所柄お勤めの方やファミリーでのご利用も多いそうです。広々とした店内には、うすくち醤油の歴史を感じる興味深い絵などもあります。日本が世界に誇る調味料であり、播磨を代表する名産品、龍野のうすくち醤油。醤油の力をひしひしと感じる「まかない定食」を是非ご賞味あれ!あぁ~ご飯大盛りにすれば良かった!!

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Kiss PRESS編集部:伊藤 (真)

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