老舗お寿司屋さんのお昼限定で食べられる絶品うにスープカレー
寿司割烹『波朗寿司』実食レポ 宝塚市
老舗のお寿司屋さんが作る「うにスープカレー」が絶品らしい。そんな噂を耳にした筆者。「老舗、寿司屋、うに」これはそそられるキーワードです!早速、噂の『波朗寿司』に行ってきました! [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
場所は宝塚の山の手、中山桜台の中山台ファミリーセンター(コープ)横。ENEOSのガソリンスタンドを左折すると中山台ファミリーセンターの立体駐車場があります。
『波朗寿司』は今年で43年目。「地元のことは何でも知ってるよ」と言う店主の濱崎さん。
店内はカウンター席と座敷席があり、一人で行っても入りやすい雰囲気です。
海鮮の食材は五島列島直送のものを多く使用しているという同店。お話を聞きながら五島列島の塩うにを食べさせていただきました。塩の香りとウニ本来の味がすごく感じられて美味しい!
"何でお寿司屋さんでカレー?"。「うにスープカレー」の誕生について濱崎さんに聞いてみました。きっかけは同店の名物メニューでもある「うに鍋」の出汁のあまったものを持って帰りたいというお客さんの声からだとか。
「うに鍋」の出汁をそのまま持って帰ると苦くなってしまうのと、出汁自体のがカロリーがとても高いので、苦くならなくてカロリーをおさえたものとしてカレーを開発。
うにの出汁をベースに天然鯛、海老、昆布、そして苺やオレンジなどのたくさんのフルーツと20種類以上を煮込んで作られているのですが、完成するまでにはかなりの試行錯誤があったそうです。
そして噂の「うにスープカレー」と初対面!エビ、お刺身、トマト、コーン、ニンジンなど具沢山で盛り付けもきれい!もともとかけてあるのが「うに鍋」の出汁そのままのもので、別皿に入っているのが「うにスープカレー」。これをかけながら食べます。
まずはカレーをかけずにそのまま一口。うにの良い香りのする出汁と白ご飯が良く合います。白ご飯もさすがお寿司屋さんだけあって美味しい!
カレールーも出汁同様にうにのいい香り。出汁だけのものとは違いすごく深みのある味で、口の中に色んな味を感じられる不思議な美味しさ。ついついルーだけを何口も食べてしまいました。
そして具沢山のご飯にかけてみると具材との相性抜群でまさに絶品です!ルーは少し甘口であまりカレーの味が強くないので、他の具材の味の邪魔をせずに混ざることで美味しさを引き立ててくれます。
噂の「うにスープカレー」は想像以上の美味しさで、あっという間に完食でした。
43年間も地元の人に愛され続けている『波朗寿司』。お客さんの声から生まれた「うにスープカレー」の他にも他のお寿司屋さんでは見たことのない一風変わった名物メニューがありました。その1つがこの「ピザちらし」。
ちらし寿司をまさかのピザアレンジしたこのメニュー。今回の取材の予定にはなかったのですが、食べさせていただきました。
"ピザ”と"ちらし寿司"って合わないような気がしたのですが、食べてみてびっくり。酢飯とチーズは実は相性が良いんです。初めて経験する味ですがちょっとクセになりそうな感じ。「良かったらテイクアウトしますか?」といっていただいていたのですが、気がつけばこちらも完食してしまいお腹がハチ切れそうな筆者でした(笑)
最後に…『波朗寿司』に行かれる時の筆者的おすすめを少し。
お店のある中山桜台は山の手なのでとても景色が良いんです。立体駐車場に停める時はなるべく上の階がおすすめ。取材日は天気があまり良くなかったので写真のような感じでしたが、晴れた日なら駐車場から大阪平野が一望できるすごく綺麗な景色が見れますよ。