海からの贈り物、きらめくシーグラスで願いを込めた羽子板つくり

第七十二回お城まつり『千姫からのラブレター〜海より深い愛〜』姫路市

5月21日と22日の2日間、第72回お城まつりにおいて『千姫からのラブレター～海より深い愛～』のワークショップやイベントが開催されます。
天神祭の際は船上で演舞披露
ドラマチックな運命を辿った戦国時代最後のヒロイン千姫。家族への想いを込めた魔除けの羽子板を、姫路城からほど近い男山天満宮に奉納したと伝えられています。

この度のイベント『千姫からのラブレター～海より深い愛～』は、千姫もその波の音に耳を傾けたかもしれない、播磨灘の美しい海がキーポイント。
シーグラスで羽子板つくり（イメージ）
千姫ゆかりの羽子板に、シーグラス（浜辺や海辺に漂流して流れ着いた角のとれたガラス片）を使い飾り付けするワークショップが開催されます。製作された羽子板はお城まつりの会場内で展示されるほか、5月21日にはライトアップもされるそう。ワークショップは主に小学生対象ですが、姫路城をバックに大手前公園で行われるライトアップでは、来場の皆さんにも明るい光をお届けします。
家島宮獅子舞
そしてもう一つの注目ポイント、21日には家島宮獅子舞が披露されます。毎年7月下旬の家島天神祭において船上の舞台で披露されてきた家島宮獅子舞。第72回お城まつりでは舞台を陸へと移し、熱い演舞で皆さんを魅了します。

美味しい海の恵み、物産展も開催されます。家島の海苔や塩のほか、牡蠣を使ったアヒージョなど播磨の海の特産品が並ぶ予定だそうです。「美しい播磨の海のこと、そして姫路城の有名人千姫のことを、ぜひ皆さんに知っていただきたい」と担当者さんから。

＜記者のひとこと＞
播磨灘に位置する家島諸島の漁獲高、そして漁船の数は兵庫県内でも有数なのだとか。きらびやかな漁船もあるようなので、賑やかなその港町へ行ってみたいと思いました。家島宮獅子舞や、子どもたちの想いが込められた羽子板がどのようにライトアップされるのか、海と千姫のコラボレーションとても楽しみです！

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