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淡路島食材とてんさい糖でつくる優しいお味のスイーツたち
カヌレとシュークリームのお店 福良CAP 「copan」実食レポ 南あわじ市
淡路島最南端の南あわじ市「道の駅福良」に隣接する商業施設「チャレンジモール福良CAP」。今回は、その一角にあるスイーツのお店「copan(コパン)」を取材しました。
マリンブルーのコンテナハウスがひときわ目を引く「チャレンジモール福良CAP」。テイクアウトの食べ物を中心に6件のお店が並びます。
その中のニューフェイスが、今年4月9日にグランドオープンした「copan」。カヌレとシュークリームなどの焼き菓子がお店のメインです。
小さな間口のお店。木を使ったドアにパンダの描かれたのぼりが、何とも可愛い!
経営するのは若いご夫婦、松浦翔太さんとまゆこさん。まだ20代半ばの若さながら、翔太さんは淡路島のレストランで料理人を、まゆこさんは自然素材を使ったスイーツのお店でパティシエをしていた経験があります。
そのお二人が提供するのは、『淡路島食材×てんさい糖』を使ったお菓子。自然素材と淡路島食材の味を活かすことにこだわりがあります。
これがお店のメニュー。今回はこの中から「米copanシュー」とカヌレ3種、それに「なるとオレンジのフルーティー」をいただきました。
「チャレンジモール福良CAP」には、約30席のテラス席があり、ここで食事を楽しむことができます。私は海に面したデッキにあるテーブルをチョイスしました。
同店では「さくさく」と「しっとり」の、2タイプのシュークリームを販売。今回は「さくさく」タイプを選択しました。
さくさくタイプは、注文が通ってからクリームを詰めて、約10分を目安にいただきます。米粉で作ったシューは少し歯ごたえがあって、香ばしい風味。
中のクリームにはてんさい糖が使用されており、甘さ穏やか。エッセンス等も控えめで、その分使用される卵や牛乳など、淡路島の食材の味が際立ちます。
カヌレは、プレーン、塩キャラメル、それに季節の3種を頂きました。
まずはプレーン。外の部分はしっかりと焼かれ、香ばしさが心地よい感じ。中身はしっとりだけど緩すぎずもっちりした食感。この両方が相まって、優しい甘さがお口の中に広がります。普通よりも少し大きめサイズで、保湿性を高めているとのこと。ここにも店長の工夫が光ります。
トップに塩キャラメルのシロップがかかったカヌレは、とろとろキャラメルがじんわり中まで染みています。
季節のカヌレは、今回は甘夏のジャムが使用されていました。ほろ苦く甘いオレンジピールが、カヌレの風味にさわやかさを添えます。ジャムはイチジクや琵琶など、季節によって変化が楽しめるとのこと。
淡路島でのみ栽培される「なるとオレンジ」。その果肉をてんさい糖だけで煮たシロップを、紅茶と合わせた「なるとオレンジのフルーティー」。オレンジの酸味が効いた、さっぱりとした甘さのドリンクです。果肉がごろごろ入っていて、ストローで吸うのが難しいほど!
全体的に優しいお味の「copan」のスイーツたち。どれもあたたかい印象なのは、店長ご夫婦のこだわりと愛情がいっぱい注がれたお菓子たちだからでしょう。
「『copan』とはフランス語で仲間、友だちという意味。仲間が集うようにお客様が集まってくださる、そんなお店を作りたい」と、お二人は話します。
お口にも体にも優しいスイーツが魅力のステキなお店。道の駅福良に行かれたら「うずしおクルーズ」や人形浄瑠璃見物の合間に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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詳細情報
- 場所
- copan(コパン)『淡路島食材とてんさい糖のお菓子』
(南あわじ市福良甲1526-2 チャレンジモール福良CAP内)
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- 営業時間
- 11:00 ~16:00
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- 問い合わせ
- copan インスタグラムのⅮⅯから