現在活躍中のミステリ作家たちの横顔展も同時開催

姫路文学館　特別展「生誕100年記念　山田風太郎展」

姫路文学館で、本年度の特別展第1弾「生誕100年記念　山田風太郎展」が開催中です。期間は6月5日まで。

同展は兵庫県出身の作家、山田風太郎がことし生誕100年になるのを記念した特別展です。学生時代から受験勉強と並行して膨大な読書を重ね、懸賞小説を投稿しはじめた山田風太郎は、『甲賀忍法帖』『魔界転生』をはじめとする忍法帖シリーズで一世を風靡し、数多くの名作を生み出しました。同展では、「小説腹案集」や日記、スケッチ、スクラップブック、愛蔵品を中心に、風太郎の生涯と作品の魅力を辿ります。


また、現在活躍中の30人のミステリ作家たちの描いた“落描き”が集結する「ミステリ作家たちの横顔展 in 姫路」も同時開催。作家たちの作品のプロットや自ら描いた挿し絵、イメージ画、若い頃の読書記録など、作家たちの創作活動の一端が堪能できます。ご担当者さんは、「横顔、落書き、という枠におさまらない、作家の溢れるイマジネーション、豊潤な感性を楽しんでもらえますよ！」とコメントしています。

（記者のひとこと）
ミステリ文学好きにはたまらない期間ですよね。姫路文学館の名所、姫路城が見えるツツジの丘がそろそろ見ごろになるそうなのでそちらも合わせて楽しみたい！

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