コロコロとした見た目がキュート!魅惑のもちプチ食感の虜に
もち麦おこわとおはぎ『m’ocowa KOBE』実食レポ 神戸市中央区
三宮センター街3丁目商店街の一角に、スーパーフードの一つとして注目度の高い“もち麦”を使用したおこわとおはぎを販売する『m’ocowa KOBE』(神戸市中央区)がオープンしました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
お店があるのは鯉川筋側(大丸が近い方)の商店街入口のすぐそば。蒸し豆や昆布の佃煮を製造する神戸の食品メーカー『マルヤナギ小倉屋』が運営されている、同社初の路面店です。
オープンの目的は近年同社が力を入れている農産物である“もち麦”の魅力を知ってもらうことで、『m'ocowa』の「m」はもち麦とマルヤナギのWミーニングなんだそう。
出店先をここ三宮センター街にしたのも、兵庫県で作ったもち麦の魅力をまずは地元・神戸の人に知って欲しいという熱い思いから。店名に「KOBE」の文字を入れたのはその決意の表れとか。
ここで一度、もち麦の魅力について紹介します。もち麦には発酵性の食物繊維が豊富に含まれており、食後の血糖値の上昇を抑える(緩やかにする)効果が期待できる、とってもヘルシーな食品なのです。
そんなもち麦の虜となったマルヤナギは、その魅力の伝道者となるべく、兵庫県の提携農家さんと協力し、国産もち麦の大量生産に着手します。結果、6~7年前まで4%程度だったもち麦の国産比率は約20%にまで増加。
同社と連携協定を結んでいる『JAみのり』では現在、もち麦品種「キラリモチ」を、同組合が日本一の生産量を誇る酒造米「山田錦」に次ぐ特産品にするべく力を注いでいるそうです。マルヤナギの情熱、恐るべし…!
マルヤナギ自慢の兵庫県産「キラリモチ」を使用したおこわとおはぎは、定番6種+期間限定3種+食べ歩き限定品1種(写真外)の計10種類が用意されています。
大きさはゴルフボールよりも少し大きいくらいで、一度に色々な味を楽しんで欲しいという想いから、このサイズに決めたそうです。
まずはおこわをご紹介。こちらは定番の「糀赤飯」「ちりめん山椒」「栗づくし」。ベースのおこわは昆布だしで炊きあげられており、ほっこり優しい味わいです。何より、もち麦の“もちぷち食感”で口の中が気持ちいい~。
食品メーカーとしてマルヤナギが長年培ってきたノウハウを活かして作られる各具材もしっかり主張してくるので、色々な味を食べても全然飽きがこない!
お次は「七味帆立」「山城産 筍」「海老天むす」。帆立を除く2商品は5月末頃までの季節限定商品なので、お食べ逃しのないように。
続いて、おはぎの登場です。定番は「粒あんおはぎ」と「きなこおはぎ」の2種類で、「黒ごまおはぎ」はおこわ同様5月末頃までの販売となっています。
おこわと食べ比べてみると、おはぎのほうがもち麦のもちプチ感がより強く感じられました。一般的なおはぎよりもアクセントのある食感は、食べていてすごく楽しい!
ラストを飾るのは食べ歩き限定商品のおこわ「花火もこわ」です(ドリンクのご紹介はのちほど)。
カラフルな粒あられでコーティングされた可愛い見た目はもちろん、もちプチ食感にあられのサクサク食感がプラスされることでさらに楽しく仕上げられた食感がとても良いです。
なぜ食べ歩き限定かというと、「持ち帰りでは商品の一押しポイントであるあられのサクサク食感が著しく損なわれてしまうから」だそう。コーティングも提供の直前に行う徹底ぶりからは、お客さんに最高の状態で食べて欲しいというお店の真心が伝わってきます。
ドリンクメニューは写真の「焙じもち麦茶」と「濃い目のお抹茶」をそれぞれホットとアイスの2種類ずつ用意。焙じもち麦茶は、普通の麦茶にありがちな麦臭さがなく、すごくクリアな飲み心地でおいしかったです。
味の秘密は麦茶に使われる大麦と違い、外皮をはがす“ハダカ麦”であるもち麦を、こげないように低温でじっくりと焙煎しているからなんだとか。
もち麦への愛がとどまることを知らないマルヤナギ小倉屋では、新しいもち麦商品を随時開発中だそうで、近々おかきのようなお菓子系の商品が登場する予定とのこと。
もち麦とお客さんへの真摯な姿勢を貫き続ける、マルヤナギのおこわとおはぎを是非皆さんも召し上がってみてください!
- 場所
- m'ocowa KOBE
(神戸市中央区三宮町3丁目7-10 )
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