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かわいい列車でガタンゴトンと走る一円電車に乗ってみよう!

一円電車体験乗車会&探検坑道見学会の体験レポ 養父市

かつて日本一のスズ鉱山として栄えた明延(あけのべ)鉱山に“運賃1円”の電車が走っていました。小さな車体で“ガタンゴトン”とまちの人たちを運んだ「一円電車」が体験できる、「くろがね号体験乗車会」が今年も定期開催されるということで実際に行ってきました!
一円電車 一円電車
もともと明延からひと山越えた神子畑という町までの約6キロを30分で結んでいた鉄道で、昭和4年に明延鉱山で採掘した鉱石を神子畑にある選鉱場まで輸送するために作られたそうですが、昭和20年になると鉱石だけでなく人を運ぶ客車の運行が始まり、通勤や通学、買い物などに従業員や家族が乗れるようになったそうです。

ではなぜ一円電車と呼ばれるようになったかのか気になりますよね。ガイドさんに聞いてみました!正式には「明神電車」。乗車人数の確認を簡単にするために乗車賃を1円にしたことから「一円電車」の愛称がついたそうです。

確かに30円だと30人が乗ったと簡単に分かりますね!昭和20年の運行開始当時は50銭、昭和27年から1円で乗ることのできた日本一安い電車は昭和60年に廃止され、鉱山は2年後の昭和62年に閉山となったそうです。
一円電車と風景 一円電車と風景
一円電車復活プロジェクトとして2010年に住民の方たちが手作りで約70mの線路を敷き、一円電車体験乗車会がはじまりました。現在は周回コース150mを走らせています。
一円電車の車内の様子 一円電車の車内の様子
いよいよ一円電車に初乗車です。小さな車内と窓から見える自然いっぱいの景色を見ながらガタンゴトン。貴重な体験ができました。
坑道見学 坑道見学
続いて、同時開催されている「探検坑道 日曜見学会」にも参加してきました。日曜見学会の場合は当日あけのべ憩いの家にて受付をします。ヘルメットを着用してガイドさんとともに出発!
坑道見学内 坑道見学内
国の近代化産業遺産、日本遺産に認定されている明延鉱山の探検坑道では大きな鉱脈跡、鉱山機械、立坑など当時のまま残されている珍しい施設なんだそうです。

鉱山の知識がなくても、ガイドさんが約600mの坑道を分かりやすく案内してくれます。鉱山の歴史を肌で感じることができ、貴重な体験ができました。大人だけでなくお子さん連れでも楽しみながら学べそうです。
坑道見学内 坑道見学内
坑道内は年間を通して12℃前後と気温が低いので、上着など持参するのがおすすめです。
ガイドの正垣智子さん ガイドの正垣智子さん
今回、探検坑道のガイドをしていただいた正垣智子さん。坑道見学が始まった当初から在籍されている珍しい女性のガイドさんです。子どもから年配の方までわかりやすく案内していただけます。

晴れた日は是非、一円電車乗車体験会&坑道見学に参加してみてください!

詳細情報

場所
養父市大屋町明延
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受付場所
あけのべ一円電車ひろば
あけのべ憩いの家:養父市大屋町明延1082‐1
GoogleMapで探す
※日曜坑道見学会の受付はあけのべ憩いの家内にて事前受付が必要
一円電車「くろがね号」体験乗車会
【料金】
大人(高校生以上) 300円
小人(中学生以下)  1円

【運行時間】
10:00~15:00
10:00~整理券による運行終了まで
整理券配付=午前の部:10:00~ 36枚
      午後の部:13:00~ 36枚

※整理券は、ご家族等のグループ単位の先着順に配付します。
探検坑道 
日曜見学会
明延鉱山探検坑道の日曜見学会は、事前予約不要。
当日、あけのべ憩いの家にて受付が必要。

【料金】※ガイド料込み
高校生以上:1,200円
小・中学生: 600円

【時間】所要時間60分
10:00~15:00
お問い合わせ
養父市立あけのべ自然学校
TEL 079-668-0258
注意事項
※明延では、見学に来られる皆様に楽しんでいただけるように、養父市が定めた新型コロナウイルス感染予防対策のガイドラインを遵守しつつ、緊張感を持って取り組んでいます。
詳細はこちら
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Kiss PRESS編集部:大平

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