今日のランチはとろ～り濃厚カニクリームコロッケ

トアロード『グリルDAITO（ダイトウ）』実食レポ　神戸市中央区

神戸・北野工房のまちからトアロードを挟んで向かいの路地裏にできた『グリルDAITO（ダイトウ）』に行ってきました。オープンは今年3月。昼は洋食をメインに提供、夜は洋食に限らず、和食からスペイン料理にイタリア料理など、シェフの気分で多種多様な味を楽しめる「洋食メインのごはん屋さん」ってところでしょうか。

昼、夜ともに定食もそろっているので気軽に利用できます。

近所のごはん屋さんっほく利用したい
素材にこだわり、自ら気に入ったものを取り入れながら料理を創作するのはもちろんのこと、その素材を提供してくれる人との縁、店を支えてくれるお客さんとの縁も大切にして行きたいと話すシェフ大東さん。シェフの生まれ育ったまち神戸北野。地域の人たちに愛される店になれたらという思いを込めて、この場所にオープンしました。
DAITOらしさを表現したロゴも印象的
神戸の老舗レストランのシェフだった祖父、叔父は現在も神戸人気洋食店のシェフというから、おいしいものへの感覚は、小さいときから受け継がれたもの。老舗の味・クラッシックな洋食を大切にしつつ、味も見た目も内容も新たな「ダイトウらしさ」を表現していけたらと、大東さんから熱い思いが伝わります。
「DAITOハンバーグと兵庫県香住産カニクリームコロッケの盛り合わせ」ランチセット　1,850円（税込）
今回は、一度に2つ味わえる「DAITOハンバーグと兵庫県香住産カニクリームコロッケの盛り合わせ」のランチセットを選択。ランチセットメニューは毎日約8種がそろっています。（季節や日によって内容、値段変更する場合あり）。セットはご飯、サラダ、赤だし、お漬物が付いています。
極上国産牛但馬玄と芳寿豚ミンチの黄金比ハンバーグ
じわりと染み出す肉の旨みと噛み心地を感じられるハンバーグは、精肉店「Nick（ニック）」から仕入れる「但馬玄（たじまぐろ）」と「芳寿豚（ほうじゅとん）」のミンチを使用。ちょうどいい火の通り加減の厚めのハンバーグは、ふっくら食感とジューシーさを堪能できます。デミグラスソースもうまく絡み合って、ごはんがとてもすすむ味わいです。
揚げずにオーブンで焼き上げるクリームコロッケは、あっさりサクッとろっ
オープン当初から人気の「カニクリームコロッケ」は、兵庫県香住産のカニをたっぷり使用。惜しみなくカニの身が入っていて、「食べ終えるまでずっとカニ」を感じるクリームコロッケです。さわやかな酸味のきいたトマトソースも、濃厚でなめらかなクリームコロッケにぴったり！
ランチセット、夜定食にはご飯・サラダ・赤だし・漬物が付く
ご飯に赤だし、漬物が付いたお箸で食べる洋食の、背伸びしない気軽さもうれしいですね。
ひとりで立ち寄ったり、仲間と一緒に、ご飯を食べて帰ろう！一杯飲んで帰ろう！
仕事帰りや、観光の帰り道に立ち寄って、夜ごはんとして食べて帰ることができるよう、ディナータイムにも同じセットメニューを提供。お酒のアテに単品注文もＯＫ。お酒はクラフトビールから日本酒、ワイン、焼酎まで幅広く。料理も季節やその日おすすめなど、洋食にこだわらないのも立ち寄りやすさのひとつ。
整いすぎていないシンプルさがおしゃれ
木のぬくもりにホワイトとネイビーで整えられた店内は、食事を楽しむための落ち着きある空間となっています。随所に彩られたネイビーは、内装を手掛けたシェフの仲間たちが提案した「オリジナルダイトウカラー」だそうです。すっかりこの店のシンボルカラーに。店内奥には、自分の世界に浸るには最高の小さめなカウンターや、料理を作るシェフの楽しげな様子とおいしい香りを独り占めできるオープンカウンターも居心地のいい場所に。
「2階席へどうぞ」なんてジョークも
ちょっと気になる2階席？一脚だけ椅子が宙に浮いているのはオブジェ？席数を減らしたときの椅子をここに置いたら、ひとり席みたいになってしまったとか(笑)。
おいしい香りを独り占めできるカウンター席
現在、ソムリエの資格をもつマダムが育休中のため、シェフ一人で切り盛り中。丁寧に一皿ひとさら届ける料理は、注文から少し待つ場合もありますが、それもおいしい時間へのプロローグ！たまにはゆったり、漂ってくる料理の香りに想像を膨らませて待つのもいいものですよ。

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