バスの待ち時間や仕事帰りに！播磨の素材でできたビール

大手前通り　クラフトビール専門店「KOGANE」に行ってきました　姫路市

姫路大手前通り真ん中あたりに、クラフトビール専門店「KOGANE（コガネ）」がオープンしたので取材してきました！

昨年2月にほこみちに指定され、「シャンゼリゼ通りを超えるストリート」を目指して徐々にぎわいをみせる大手前通り。「きっとうまくいく」をコンセプトに、仕事帰りに1杯、子どもの送り迎えの前後に1杯、バスを待つ間に1杯と、誰もがふらっと立ち寄れる気軽なスポットでありたいと「KOGANE」はオープンしました。

スタッフみんなでDIYした、ビールと同じ黄金色の店内は、光が十分入るガラス張り。まるでカフェのようなイメージですよね。テーブルチャージなどはなく、ビール1杯からオーダーでき、テイクアウトも可能。複数でもひとりでも、居心地よく過ごせるよう、テーブル席やカウンター、外にベンチが設置され、好きな場所で思い思いに過ごせます。フリーWi-Fiもあるのがうれしいですね。

地元の素材を用いたビール「KOGANE オリジナル」を定番に、1週間ほどで入れ替わる3種類以上のクラフトビールが常時ラインナップしています。
左から「KOGANE オリジナル JET IPA」「MSB Hazy IPA」「はりまで育てたビールIPA」「大山Gビール ヴァイツェン」
のど越し、キレ、苦みが特徴の市販ビールと違って、香り、味わい、飲んだあとの余韻などが作る人によって異なるのがクラフトビール。横一列に並べると、色やにごり具合が全然違うのが一目瞭然ですね。取材した日にあったビール4種をすべて飲み比べさせていただきましたので紹介します。
「KOGANE オリジナル JET IPA」600円（税込）
大きくわけて水・麦芽・ホップ・酵母からできているビールの素材すべてを播磨地方で調達したビール「KOGANE オリジナル」。フルーティーでクリアな味わいであと味すっきり。ゴクゴク飲めるのが特徴です。まずはこちらのビールで乾杯するのがオススメです。
「MSB Hazy IPA」700円（税込）
グラスの向こうが見えないほど濁った見た目が特徴の「MSB Hazy IPA」は、通称「ヘイジー」と呼ばれています。苦みと甘みが調和した女性に人気のジューシーな味わいで、クラフトビール初心者にも人気なんだとか。
「はりまで育てたビールIPA」600円（税込）
ホップを里山や街中で栽培し、はりま産の地ビールを育てる「はりまホッププロジェクト」の企画で作られた「はりまで育てたビールIPA」。フレッシュなホップをふんだんに使い、華やかな香りとパンチの効いた苦みを引き出しています。青い香りをイメージして作られたそうで、クセが少なく爽やかな味わいでしたよ。
「大山Gビール ヴァイツェン」700円（税込）
小麦麦芽を使った白ビールと呼ばれ、苦味がほとんどなく、口当たりの良さとフルーティな香りが特徴の「大山Gビール ヴァイツェン」。飲み進めていくとまるで柑橘系のジュースを飲んでいるような感覚になってくるから驚き！
「スモークサーモンの春巻き」680円（税込）
フードメニュー、「スモークサーモンの春巻き」はたっぷりの野菜とスモークサーモンが濃厚なソースとマヨネーズと絡んでパクパクいただける一品。ヘルシーなのに食べごたえもあってビールのお供にぴったりです。
「鹿と猪のジャーキー」650円（税込）
いちばん人気のおつまみが「鹿と猪のジャーキー」。どちらも素材を提供し製造してもらっている同店オリジナルなのだとか。鹿はあっさり目、猪は濃厚で深い味わいです。スパイシーで噛めば噛むほど味が出て、ビールが進む進む！フードメニューは、生ハムやアヒージョなどのタパス、唐揚げやメンチカツなどのフライなどもラインナップしています。

またドリンクは、クラフトビールだけでなく、ハイボール、ノンアルコールビール、ソフトドリンクも用意されていましたよ。

7月から本格的にスタートする大手前通りの「ほこみち制度」に向けて、併設のビール醸造所も完成させ、通りには広いテラス席を設置する予定です。青空の下、姫路城を見ながらビールを飲むぜいたく。この夏の楽しみがひとつ増えました。

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