20年目の神戸ルミナリエ開催　 テーマは「神戸　夢と光」

　阪神・淡路大震災のあった1995年から鎮魂の意味をこめて毎年行われている神戸ルミナリエが今年、20回目の節目を迎える。開催期間は12月4日～15日の12日間。

　入り口に掲げられた巨大な電飾「フロントーネ」から始まり、メインストリートとなる旧外国人居留地・仲町通に作られる光の回廊「ガレリア」、東遊園地を王冠状に取り囲む「スパッリエーラ」へと続く。日本語では「光の壁掛け」とも言われる壁の中にはさらに宮殿のような空間「カッサ・アルモニカ（光の記念堂）」があり、鳴ると願いが叶うと言われているベルが吊るされている。
　「いつかもっと素晴らしい街の輝きが灯ることを願って」との思いを込め、イタリア人ディレクターのヴァレリオ・フェスティさんとパオロ・マイモーネさん、作品プロデューサーの今岡寛和さんが作品テーマを考案。第1回開催と同様の「神戸　夢と光（Kobe, citta dei Sogni e della Luce）」が選ばれた。

　20回目の開催を記念し、これまでのフロントーネとガレリアを真鍮0.3mmの薄い金属で再現した「20thメモリアルプラーク」が1000セット限定で販売されるほか、募金付きピンバッジに20thロゴのピンバッジをセットした商品なども公式サイトや会場で販売される。また、継続開催のための1人100円募金が今年も呼び掛けられている。

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