春の陽気に誘われて手作りマルシェに出かけよう

相楽園『第36回 相楽市～あいたのしむいち～』神戸市中央区

神戸市立相楽園（神戸市中央区）で3月27日に、マルシェイベント『相楽市（あいたのしむいち）』が開催されます。当日は無料開放。

相楽園は神戸市の都市公園で唯一の日本庭園として知られており、飛石や石橋を渡り、流れや滝石組などに深山幽谷の景を見ることができる池泉（ちせん）回遊式日本庭園と呼ばれる形式になっています。

敷地内には欧風建築の旧小寺家厩舎や、保存のために移築された船屋形、旧ハッサム住宅といった重要文化財を外部から見ることができるなど、街の中で情緒あふれる景色や自然を堪能できます。

『相楽市』は、神戸市内外からクラフト作家が集まり、手づくりの雑貨やアクセサリー、陶芸品、布・革製品、木工作品など、多彩な品を販売するマルシェイベントで、今回も芝生広場・正門エントランス・園路に約30ブースが立ち並ぶ予定。

※出店不可能な天候、新型コロナウイルス感染状況によっては中止になる場合があります

<記者のひとこと>
相楽園といえば、4月中旬ごろから咲くツツジや秋の紅葉や菊花展が有名ですが、迫力ある蘇鉄園（そてつえん）や、樹齢500年と伝えられる大クスノキも見ごたえありますね。相楽園の「あいたのしむマップ」（庭師の独り言編）を見ながら歩くと、園内がわかりやすく解説してあるうえに豆知識も満載で、すっかり<相楽園ツウ>になれそうですよ。

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