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主人公・マルが福崎町長と河童妖怪のガジロウを訪問
NHKで放送中のアニメ「かなしきデブ猫ちゃん」4月から兵庫県が舞台に
NHKで放送中のアニメ「かなしきデブ猫ちゃん」が4月から兵庫県を舞台に物語が展開されます。そのPRをするキャラバンが2月8日から福崎町でスタートしたそうです。
愛らしくも悲哀のある猫・マルが旅をし、出会いと別れの中で地域の魅力に触れていく創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」。日本推理作家協会賞や山本周五郎賞を受けた小説家の早見和真さん(松山市在住)が「子どもたちに物語の魅力を知ってほしい」と執筆し、絵は愛媛県今治市出身の絵本作家かのうかりんさんが担当します。
2018年に愛媛新聞で連載が始まり、22年1月までに第1~第3シリーズが同紙で掲載されていました。テレビアニメ化も行われ、現在NHNで全国放送中。
兵庫シリーズは、神戸新聞にて4月中旬から11月ごろまで毎週土曜日付に掲載予定。松山市の道後温泉に暮らしていたマルは、あることをきっかけに家を飛び出し、仲間たちと出会い、別れ、そして恋をします。
兵庫県民に広く知ってもらおうと実施されるキャラバンの第1弾として、主人公で3歳オスのハチワレ猫「マル」が河童妖怪のガジロウでまちづくりを進める福崎町を訪問。尾崎吉晴町長にオリジナルの名刺を手渡したり、ガジロウとツーショット撮影したりと交流を深めたそう。尾崎町長は「マルの物語に福崎が描かれ、ガジロウと共にまちの魅力をアピールする場面があればうれしい」とコメントしています。
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