まるでおもちゃ箱！トングを片手に、お気に入りの子を見つけよう

パン屋「TOY PAN」実食レポ　尼崎市

阪急塚口駅から徒歩5分、南塚口町にあるパン屋さんの「TOY PAN」へ行ってきました。
北欧風のおしゃれな外観から「新しくできたお店？」と思う方もいるかもしれません。実は1995年から尼崎で場所や業態を変えながら今の「TOY PAN」にたどり着いたという、歴史あるお店なんだそう。

お店は開店当初からずっと夫婦経営をされていて、日本と海外で修行をしたパン職人の旦那さんと世界旅行が大好きなアグレッシブな奥さんが今でも店頭に立たれています。

店内に入ると、TOY PANという店名にある通りオモチャ箱をひっくり返したような可愛らしいパンがずらり！


ちょうど居合わせていたお客様も、店内を何周もされていました。

本格的な惣菜パンなどの種類も豊富で街のパン屋さんでは珍しいキッシュなども。

バレンタイン用のペンギンチョコタルトもこの通り。愛くるしすぎます。

存在感たっぷりの今年の干支は、やはり人気なのか残り3つでした。表情が1つ1つ違うので見ているだけでも本当に楽しい！

奥さんに話を伺うとオモチャというコンセプトを覆さないようパンの大きさもお子様が手に取るオモチャのように、小ぶりなものにしているんだとか。更に可愛いお顔が崩れないようチョコペンではなくパンを焼きあげる前に1つずつ手書きしているそうです。

確かに、こんなに可愛いパンたちを目の前に1つ2つでお別れするのは大人でも難しいので小ぶりのほうが嬉しいですね！

リニューアルする前のお店では主に惣菜パンなどが多く、このようなパンはあまり作っていなかったそう。もっと幅広い年齢のお客様にも気軽にパンを楽しんでほしいという奥さんの想いからチャレンジしてみると、そのひらめき通り以前よりもカップルやお子様連れで利用してくれるお客様も増えたんだとか。

私も取材中、空間にいるだけで幸せな気持ちになりました。奥さんが海外旅行好きということで納得しましたが、パンの陳列やお皿、小物類などから海外のマルシェにいるような錯覚になりますし、世界中の旅先からインスピレーションを受けたんだろうなと感じられます。

また、店内ではパンの他にたくさんの種類のアイシングクッキーや奥さんのハンドメイド雑貨も販売しています。



季節ごとのアイシングクッキーは、毎回気になってしまいますね。

トングを片手に「今日はどの子を連れて帰ろうかな♪」そんな気持ちで楽しめる本当に素敵なお店でした。

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