世界初!?6500点以上の骸骨達に、あなたは何を感じる？

骸骨だらけの博物館「シャレコーベ・ミュージアム」に行ってみた　尼崎市

「建物の前を通ったことがあるけどなんだか怖くて入れなかった…」「あの建物はなんなんだろう？って気になっていた」という方も多いのではないでしょうか。
ここは、スカルの化学と文化をテーマにした博物館「シャレコーベミュージアム」。いざ心を決め、恐る恐る取材に行ってきたので（笑）その全貌をレポートします。

国道二号線沿いに位置しているため、車でのアクセスは抜群。コインパーキングも建物の目の前にあるので足を運びやすい立地です。

入口は建物の裏となっているので看板の下をくぐり、敷地内を進んでいくと...

本当に驚きました！なんと建物自体も頭蓋骨をモチーフとしていたのです。創設者のただならぬ頭蓋骨への愛、そしてクリエイティブさに期待が止まりません。

早速中へ入ると取材の時期が2月だったということもありバレンタインデーをイメージした展示品たちが出迎えてくれました！

入場手続きを終えると、気さくで知識豊富なスタッフさんが館内の説明や見所を説明してくれます。

創設者である故・河本圭司さんは脳神経外科教授であったことから頭蓋骨に興味を持ち、世界各国から6500点以上の展示物を集め、保有。更には本までをも出版されているという脳神経外科業界では大変有名な方であったそう。

膨大な数の展示品を保有し切れないこと、頭蓋骨を通して「自分の最後の姿である死。そして人生を見つめ直してほしい」という想いで創設されたそうです。

建物は３階建てで1階は主に雑貨品、2階はインテリア類や子供向けの雑貨や玩具、そして3階はペルーやイギリスなどの世界各国の展示にスタッフさん一押しの「変形頭蓋骨」の展示があります。

階段にもワクワクする展示がたくさんありました。

現在は新型コロナウイルスの影響で触れることができなくなっていますが2階の子供向け展示や玩具の中にはこんなに可愛い絵本も置いてありました。

世界中でヒットした人気映画のグッズも、驚くほど多く展示されてあります。

こちらは世界の頭蓋骨展示。

本物の頭蓋骨やレプリカの頭蓋骨、美術品など全てにおいて説明書きがあるので時間の感覚を失ってしまうほど、シャレコーベの世界観に引き込まれていきます。

スタッフさん一押しの「本物の変形頭蓋骨」が展示されている3階では脳神経外科教授の本気の展示がずらりと並べられていました。

新生児からの頭蓋骨の成長過程など、まさに「人生を見つめなおす」という創設者の想いが伝わる展示でした。

そしてスタッフさん一押しの「本物の変形頭蓋骨」。横向きに展示されているため写真は撮れなかったのですが言葉にならないほどの圧巻でした。

居合わせていた他のお客様もしばらく動かず、じっくりとその展示を眺めていたほど。こんなにたくさんの展示に囲まれても全く気味の悪い空間ではない、一見の価値があるミュージアムでした。

最後に筆者が思わず一目惚れした子を紹介します。

きっと、恥ずかしがり屋でひっそりと座っていると思うので見つけた時は優しく見守ってあげてくださいね！

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