“世界の船乗りが愛した水”が装いを新たに登場

布引渓流の水を使ったボトルドウォーター「カウベ・ウオータア」新発売　神戸市中央区

神戸市水道局は、布引渓流の水を浄水して製造するボトルドウォーターをリニューアル。「カウベ・ウオータア」としてラベルも一新し、神戸市総合インフォメーションセンター（神戸市中央区）にて12月20日より販売されています。
カウベ・ウオータア100円（税込）
1868年、世界と繋がる窓として神戸港が開港。港に立ち寄る船にとって大切な事のひとつが、水の補給です。神戸市水道局では、1905年より船舶への給水事業を開始し、使用された布引渓流の水はその品質の高さから「赤道を超えても腐らないおいしい水」と言われ、世界の船乗りから愛されていたのだとか。布引渓流の水は、1985年には環境省の日本名水百選にも選出されています。「カウベ・ウオータア」は、その水と同じ味わいを楽しむことができます。

水の中に含まれる有機物の量が多いほど、微生物が増えて腐りやすい要因となり、布引渓流は、急峻な地形を水が流れていくために、有機物が含まれにくいという特徴があります。また、大雨が降った際に六甲山から流れ出る有機物や土砂を多く含んだ濁水を貯水池に引き込まないようにする土木的な仕組みも、貯水池の水の清澄さを守っています。さらに六甲山の急峻さが、流れる水に溶け込むミネラルの量を少なくさせ、まろやかで飲み心地の良いおいしい軟水を生み出すのだそう。

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