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希少な作品を中心に100点162枚を無料公開
兵庫県立美術館『甲南⼥⼦学園創⽴100周年記念 上⽅浮世絵名品展』神戸市中央区
兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階(神戸市中央区)で11月21日から12月21日まで『甲南⼥⼦学園創⽴100周年記念 上⽅浮世絵名品展』 が開催されます。甲南女子大学図書館に所蔵している文化・文政期の浮世絵715枚のうち、ここでしか見られない希少な作品を中心に、厳選された100点162枚を観覧無料で楽しめます。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
神戸市東灘区にキャンパスを置く私立の女子学園「甲南⼥⼦学園」が、創立100周年記念事業として開催する「上方浮世絵」をテーマにした展覧会。1920年の学園創立以来、100年の歴史を共に歩んできた地元・神戸への地域貢献活動の一環で企画されました。
浮世絵には、歌舞伎役者を描いた「役者絵」、女性を描いた「美人画」、名所を描いた「風景画」などの種類があります。役者絵は舞台面を描くことが基本ですが、甲南女子大学にはこれ以外に、口上図や役者の日常を描いた作品など、贔屓(ファン)との繋がりの強さを示す役者絵も数多く残されています。
また、上方は江戸に比べ美人画の比率が極端に低いのですが、神社の祭礼時に遊女らが仮装して練り歩く姿を描いた「ねりもの図」や、芸妓の花見図、遊女が芸事を嗜む姿など、珍しい美人画が所蔵されているのも見所です。
関連企画として、11月22日からは「図録」の配付申し込みがWebサイトにてスタート。冊子本体は無料、ゆうメールの着払い(381円申込者負担)で配送。配付予定数に達し次第、受付終了となります。(先着順)
担当者は「新型コロナウイルスのため1年遅れとなりましたが、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちをアートに込めて、本学所蔵浮世絵の全体像を示す初めての展覧会をお届けします。ぜひこの機会に、豊かな上方文化の世界をお楽しみいただければ幸いです」とコメントしています。
詳細情報
- 日時
- 2021年11月21日(日)~12月21日(火)
10:00〜18:00 - 場所
- 兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階
(神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1)
GoogleMapで探す - 料金
- 観覧無料
- 休館日
- 月曜日
- 図録の配付(Web申し込み)
- 2021年11月22日(月) 9:00〜
詳細はこちらから