青いクリームソーダやレトロなプリンでにこにこ笑顔

喫茶「DORSIA（ドーシア）」実食レポ　神戸市中央区

2021年10月1日（金）オープン

三宮から徒歩10分、西国街道沿いに喫茶「DORSIA（ドーシア）」が10月1日オープンしました！インスタグラムで女性に人気のクリームソーダなどを紹介していきます。

美容院を改装した同店は真っ白くスタイリッシュな外観。とある映画に登場する架空のお店「DORSIA（ドーシア）」から店名を名付けました。

コーヒーカップがにっこり笑っているこちらの看板が目印です！はじめて入るお店ってちょっとドキドキしますが、ゆるかわいい表情がリラックスさせてくれますね。店主の友人でもある神戸出身のデザイナー平山昌尚（HIMAA）氏が手掛けています。

ブルーのカーペットが印象的な店内。惜しまれながら今年5月に閉店した花隈の喫茶店「セリナ」の内観をオマージュしています。店内は全面禁煙です。

大人気のクリームソーダは2種類。定番の昔なつかしいグリーンと、コバルトブルーの色が美しい「セリナクリームソーダ」。もともと店主は喫茶店「セリナ」のお客さん。憩いの場がなくなる寂しさにマスター夫妻の想いを引き継ぎ、満を持して開業したのだとか。
【左】セリナクリームソーダ（青）600円
【右】クリームソーダ（緑）600円
シュワシュワのソーダのうえに、まろやかなアイスクリームとさくらんぼが。少しずつアイスを溶かしてソーダを飲むと、クリーミーな甘さが口の中に広がります。
自家製プリン 500円
こちらの「自家製プリン」も昭和レトロ！スプーンですくうとむちっと弾力のある固めのテイストで、たまごなど素材のシンプルな味に、やや苦めのカラメルソース、ホイップクリームをたっぷりそえていただきます。小さい頃にお母さんが作ってくれたプリンの味を思い出しますね。
鉄板ナポリタン 850円
ごはんメニューも充実。喫茶店にくるとつい頼みたくなる「鉄板ナポリタン」。アツアツで登場しました。

麺の下には色鮮やかな薄焼きのたまごが。もちもちの太麺に、ウインナー、ピーマン、たまねぎの具材がシャキシャキと音をたてて絡みます。

ケチャップたっぷりの優しい味。好みで粉チーズやタバスコをふって食べてくださいね。家庭では再現できない絶妙なおいしさにあっという間に完食。食べ応えも十分です。

日中は大きな窓からぽかぽか日差しが差し込んで心地よく過ごせます。BGMの洋楽に耳を傾けながら静かな時間がゆっくりと流れます。

よく見るとゲームテーブルではないですか！「実はこちらの機械、いまは動かないんです(笑)」と店主。レトロな雰囲気だけ味わってくださいね。

同店オリジナルグッズも販売しています。ショーケース内右側は、看板のデザインも手掛けている平山昌尚（HIMAA）氏が、左側は現代美術家の加賀美健氏が、喫茶「DORSIA（ドーシア）」をイメージして仕上げています。Tシャツなど、普段使いもしやすいアイテムですね。
ドーシアブレンド（HOT／ICE）450円
ドリンクはテイクアウトもOKなので、通勤前やランチ終わりに気軽に立ち寄れます。ドーシアブレンドコーヒーは、同店の向かいにある自家焙煎コーヒー豆屋「コバルト」のものを使用しています。

カップや紙ナプキンのにこにこ笑顔に元気がもらえますね。モーニングは朝11時まで。トーストセット（500円）やクロックムッシュセット・フレンチトーストセット（各700円）などが、ドリンク・サラダ付きで楽しめます。

利用したあとは、お土産にオリジナルデザインのマッチとステッカーがもらえます。先に利用していた女子高生も「かわいい！」と喜んでいましたよ。昔懐かしいメニューから、SNS映えのするドリンクまでそろい老若男女が集います。

ステッカーのデザインは、上側が加賀美健氏、下側が平山昌尚（HIMAA）氏です。スマートフォンのケースやノートパソコンに貼ってもおしゃれ。

朝は8時から夜は21時まで営業しているので、モーニングに、カフェに、夜ご飯に、と使い勝手が抜群です。今後はスイーツ系やお酒のアテになるような一品料理が増えるかも!? 定期的にふらっと帰りたくなるようなアットホームな喫茶店です。