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『智恵子抄』の詩人・高村光太郎が海を前に詠んだ短歌も
兵庫県立人と自然の博物館『身近な海のベントス展』三田市
兵庫県立人と自然の博物館(三田市)で現在、展示特別企画『身近な海のベントス展』が始まっています。期間は12月26日まで。
水の底に生息する生物を総称するベントス(底生生物)をテーマにした同展では、兵庫県を中心とした日本沿岸で見られるベントスと人の生活、文化、歴史との関わりについて紹介されています。会場には、美しいカニ類、貝類、海藻類などの標本が展示されるほか、一見地味だけど不思議な魅力に溢れる「フジツボ」を12種類も飼育展示しています。また『智恵子抄』で知られる詩人・高村光太郎が海を前に詠んだ短歌の貴重な直筆短冊や、ダイバーが25年に渡って撮影した神戸の海洋生物のスライドショー上映などもありますよ。
ほかにも、「ひとはく」の愛称で親しまれる同館では、丹波市で発掘された恐竜化石や、世界最大の花として知られるラフレシア、大阪湾にうちあげられたナガスクジラの全身骨格標本などが常時展示されています。また、隣接する「深田公園」の芝生広場は広々としており、観覧券の半券があれば、当日に限り館内への再入館が可能なので、休憩しながら一日を過ごすのにももってこいですね。
詳細情報
- 開催期間
- 2021年10月12日(火)~12月26日(日)
- 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 兵庫県立人と自然の博物館
2階企画展示室
(三田市弥生が丘6)
GoogleMapで探す - 観覧料
- 大人200円、大学生150円
70歳以上100円、高校生以下無料
障がい者割引:大人50円、大学生30円、高校生以下無料 - 休館日
- 月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)
- 問い合わせ
- 兵庫県立人と自然の博物館
TEL 079-559-2001
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