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波乱に満ちた二人の「人生の旅路」をたどると・・・
小磯記念美術館 特別展「貝殻旅行-三岸好太郎・節子展」神戸市東灘区
作風を変遷させながら、一貫して独自のロマンティックな世界を描き続けた夭折(ようせつ)の画家・三岸好太郎(1903~34)と、その妻で女性洋画家の先駆的存在として苦難の道を切り拓きながら、重厚な色彩とマチエール(油彩画の表面の肌合い、質感)に到達した三岸節子(1905-99)。
二人の「出会いから100年」を記念し、出会いから結婚、「貝殻旅行」と称した最後の夫婦旅行と好太郎の急逝、その後の節子の奮闘の軌跡を絵画によってたどります。
恋人として、夫婦として愛し、高め合い、追慕しながら、洋画史にその名を刻む画家となっていった二人の波乱万丈の「旅路」は、いかなるものであったのでしょうか。
好太郎の作品46点と節子の作品37点および、絵画のモチーフとなった貝殻やインカの壺などのコレクションもあわせて会場に展示されるようです。
会期中には、毎週日曜日に学芸員が展覧会について解説する「解説会」や、「子供のためのイベントびじゅつかん大作戦」として、参加型イベントも開催予定となっています。(WEB予約システムから申し込み)
展示作品の中で、93歳の時に三岸節子が描いた100号の最後の大作《さいたさいたさくらがさいた》は、静止画撮影が可能です。(フラッシュ、三脚、自撮り棒の使用は不可)
美しさや儚さを超越した、桜の老木の深い強さすら感じさせる生命力が描かれた一枚に、彼女の生きざまを合わせつつ、その熱い思いを感じ取れるかもしれません。
≪子供のためのイベントびじゅつかん大作戦≫
【申込方法】神戸市イベント予約システム(ウエブサイト)からお申し込みください。
参加費無料/対象:4歳~中学生(未就学児は保護者の同伴が必要)/大人の付き添い入館料は割引料金の600円。
①「キラキラアートをつくろう」11月27日(土)14:30~16:20/定員10名
三岸好太郎さんがえがいた貝やチョウの形の面白さを見ます。見つけた形を切り取ってならべ、もようが楽しいキラキラアートをつくります。
■申込先こちら
■申込締切 11月17日
②「リースをつくろう」12月25日(土)14:30~16:20/定員10名
「小磯良平作品選Ⅳ」を見て、小磯さんについて学びます。少し昔の神戸に生きた小磯さんの作品を見てかざりを考え、リースをつくります。
■申込先こちら
■申込締切 12月15日
③「デコボコな絵をかこう」1月29日(土)14:30~16:20/定員10名
特別展「貝殻旅行」で作品を見ます。三岸節子さんのようなデコボコした感じの絵づくりにちょうせんします。いつもとちがった絵の感しょくや仕上がりを楽しみましょう。
■申込先こちら
■申込締切 1月19日
詳細情報
- 期間
- 2021年11月20日(土)~2022年2月13日(日)
- 場所
- 神戸市立小磯記念美術館
(神戸市東灘区向洋町中5丁目7 )
GoogleMapで探す - 開館時間
- 10:00~17:00
※入館の受付は16:30まで - 会期中イベント
- ≪解説会≫
学芸員が展覧会について解説
日時:毎週日曜日、14:00~約30分間
場所:2階絵画学習室
定員25名、当日先着順(1階受付で13時から整理券を配布)
※展覧会の観覧券(半券可)が必要 - 休館日
- 毎週月曜、12月29日~1月3日、1月11日
※1月10日(月)は開館 - 入館料
- 一般800円、大学生400円、高校生以下 無料(学生証、生徒手帳など持参要)、
神戸市在住の65歳以上 400円(住所と年齢が証明できるもの持参要)
障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」提示 無料 - 問い合わせ
- (078)857-5880
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