紅茶のコンシェルジュにお任せ！ワンランク上のティータイム

マリアージュ フレール神戸店（MARIAGE FRERES）で上質なお茶体験

1854年パリ創業、160年以上の歴史をもつフランス流紅茶専門店「MARIAGE FRERES（マリアージュ フレール）」。11月1日の「紅茶の日」に合わせて、兵庫で唯一の店舗となる神戸店（神戸BAL内）に取材に行ってきました。

世界35か国の600種類以上の銘茶がずらりと並び、高級感あふれる店内。今まで「興味はあるけどお茶についてそんなに詳しくないし、ちょっと敷居が高い…」と躊躇してしまっていましたが、実際に行ってみるととても気さくなスタッフさんが出迎えてくれました。

自分の好みや飲んでみたいお茶、飲みたいシチュエーションなどを話しながら、スタッフさんがおすすめの茶葉を選んでくれます。缶の中の茶葉を実際に香りながら、“紅茶のコンシェルジュ”（スタッフさん）がどんな味わいでどんなストーリーを持ったお茶なのかを丁寧に説明してくれますよ。茶葉一つひとつに込められたストーリーを楽しむことこそが“フランス流紅茶芸術”！「詳しくなくて当たり前なので気軽に来店していただきたいです。お茶のことは私たちに全てお任せください！」とおっしゃていたのがとても印象的でした。

気になるお値段は、茶葉秤り売り（100g）1,512円（税込）〜、ティーバッグ 3,456円（税込）〜。最初は「やっぱりちょっとお高めかな…」と思っていましたが、どちらも30杯楽しめるので1杯あたりの金額にするとそんなに高くないんです！（むしろ自販機で缶紅茶を買うより安い！？）しかもこんなこだわりのお茶をおうちで好きなタイミングで楽しめると思うと、とてもお値打ちだなと思いました。いろんな茶葉を購入して気分で飲み分けている方もいるとか！そんな生活、憧れますよね〜！

また、神戸店にはサロン ド テも併設され、インテリアなどもパリのマリアージュ フレール同様にこだわった上品な店内でお茶が楽しめます。全国でもサロン ド テが併設されているのは銀座本店、銀座松屋通り店、新宿店、そしてここ神戸店だけなんです！お昼すぎには平日でも満席になるそうなので、ゆったり楽しみたい方はオープン時間11時ごろの来店がおすすめです。

席につくとまずメニュー表と、紅茶の歴史や淹れ方、メニューにあるお茶のそれぞれの味わいについてなど細かく記された本が手渡されます。じっくり読みながら気になる1杯を注文するのはもちろん、スタッフの方とお話しながら決めるのもおすすめです。
ケーキ 各1,320円（税込）
そしてサロンではお茶を使用した料理やデザートも提供されています。メニューは全てパリ本店と同じレシピで、店内で手作りされているというから驚き！食べたい料理やデザートに合う紅茶を聞いてオーダーすると、マリアージュ フレールを最大限に堪能できますよ。お茶を使った料理の「ランチ ティー」も魅力的。15時くらいからお茶を使用したケーキが揃うアフタヌーンティーを友達と楽しむのもいいですね。

季節によってラインナップは異なりますが、10月中旬の取材時には（下段手前左から）シブースト、モンブラン、いちじくのタルト、（下段奥左から）タルト ショコラ、ブラックレオパード（ビターチョコ）、オペラ（ブルーベリータルト）、（上段左から）抹茶とゆずのケーキ、タルト オ テ マルコ ポーロ スブリムがラインナップしていました。色鮮やかなケーキが並ぶシャリオ ケースに心が躍ります。
紅茶「マルコ ポーロ」を使ったモンブラン 1,320円（税込）
その中から今回は、モンブランを実食！サクッと口どけなめらかなメレンゲ、マロンクリーム、マスカルポーネと紅茶「マルコ ポーロ」を合わせたムースの層をマロンクリームで包み込み、最後にマロングラッセをちょこんとトッピングした見た目にも上品なケーキ。マロンの風味と濃厚な味わいとマスカルポーネのコクが相性抜群で、ほんのり香る紅茶が優雅なティータイムを演出します。
エリタージュ グルマン コレクション「クレープ アールグレイ」1,100円（税込）
紅茶はおすすめの「クレープ アールグレイ」をいただきました。フランス伝統菓子の味わいをお茶で表現した「エリタージュ グルマン コレクション」の一つで、ヴァニラのような甘い香りにフランベをほどこしたような香ばしさ、フレッシュなベルガモットの弾ける香りが印象的なアールグレイです。このコレクションは「クレープ アールグレイ」のほか、マカロン、マドレーヌなど全8種類のお茶がラインナップしています。

紅茶のプロであるスタッフさんがまずテイスティングをして、ベストな状態でお客さんに提供するという徹底ぶり。お茶はポットでサーブされるため4杯くらい楽しめます。ゆったり紅茶を飲みながら、のんびりくつろげるのは嬉しいですよね。

この上質なティータイムを体験して、スタッフさんにいろんなお話を聞いているうちに「おうちでも飲みたいなぁ」と、ついつい買い物まで楽しんでしまいました（笑）。定番の「マルコ ポーロ」と、今イチオシの青茶のフレーバード ティー「ロンドン イン ラヴ®」をおすすめしていただき、とても悩みましたが「ロンドン イン ラヴ®」に決めました！お湯を淹れて3分蒸らしている間にじんわりとブルーに染まっていく様子はなんとも幻想的…ミントが爽やかなすっきりとしたお茶です。

初心者から上級者まで紅茶の世界を存分に楽しめるマリアージュ フレール。気になる！という方には一度来店していただいてぜひ体感してほしいです。世界中のお茶が揃っているので、パリだけでなく神戸にいながら海外気分を味わうことができるかもしれませんね。お茶の新しい発見を楽しみながらワンランク上のティータイムを満喫してみてください。

「ロンドン イン ラヴ®」
華麗なる英国的伝統へのオマージュが込められた銘柄。香り高いミントと思わず心奪われるようなラベンダーが香るブルーティーです。壮麗なイングリッシュ ガーデンのように魅惑的なブルーの水色に彩られ、その香りは喫する者を花々が彩るイングリッシュ ガーデンに誘うかのように、鮮やかなブリティッシュグリーンをまとうコフレは鮮やかで華麗な人々の目を惹きつける色彩。

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